2009年12月24日

国立国会図書館PORTA携帯端末用サイトを試験公開

国立国会図書館が、同図書館デジタルアーカイブポータル(PORTA)携帯端末用サイトを試験公開したとのことです。

PORTA携帯端末用サイト
http://porta.ndl.go.jp/mobile/mobile.html

上記URLでなくても、携帯端末からPORTAへアクセスすれば自動的に転送されるそうです。

少し前に公開されたCiNiiの携帯端末用サイトと併せてブックマーク登録しておけば、外出先でのちょっとした調べ物に便利かもしれません。

NII 論文情報ナビゲーター CiNii(携帯電話向け)
http://ci.nii.ac.jp/m/


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2009年12月23日

神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ『鈴木商店商報』『鈴木商報』公開

神戸大学附属図書館デジタルアーカイブに、『鈴木商店商報』『鈴木商報』が追加されて公開されました。

鈴木商店は神戸居留地の個人商店から出発した総合商社で、1918年(大正7年)の米騒動による鈴木商店焼き討ち事件や、1927年(昭和2年)金融恐慌の中で倒産に至ったことが知られています。公開されたのは1910年(明治43年)から1916年(大正5年)末までの『鈴木商店商報』『鈴木商報』で、同大学ウェブサイトでは、「これは鈴木商店が「洋糖引取商」から出発し、「総合商社の源流(ルーツ)」として事業を多角化していった明治末から、1917年(大正6年)三井物産の年商を凌いで日本一の商社となる直前の時期にあたります。内容は砂糖相場を中心に、商況解説・海外通信・紀行文・論文なども含み、鈴木商店の資料が散逸してしまっている中にあって、短い期間ではありますがまとまった量が保存されている点で、貴重な資料と言えます」と解説されています。


神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ『鈴木商店商報』『鈴木商報』

http://www.lib.kobe-u.ac.jp/kichosyo/suzuki/


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2009年12月22日

歴史小説>歴史学

12月17日に読売新聞の大阪版・高知版などに掲載された記事に「土佐藩京都藩邸資料 3人仮購入で県外流出防ぐ」というものがありました。記事の内容を要約すると「坂本龍馬の寺田屋事件についての報告書写しなどを含む574点の土佐藩の京都藩邸資料が、古物商から県外に売られそうになったところを、「土佐歴史資料研究会」のメンバー3人がとりあえず私費で購入して県外流出を防ぎ、その功績を県から表彰された」というようなものでした。高知県は11月末、これを1650万円で購入し、大崎富夫・県文化生活部長は「全国的にも反響の大きい資料。おかげで散逸させずにすんだ。ありがたい」と礼を述べたとのことでした。

既にWeb上では消えてしまっているのでリンクを貼れないのですが、手元にあるコピーによると、この記事の末尾には、資料が散逸されそうであるとのことを前記研究会に紹介した県立坂本龍馬記念館の森館長のコメントとして「この資料があれば歴史小説がもっと克明になるかも。膨大な資料なので、チームを作って解明していきたい」という談話が載っています。ちょっと残念なコメントではないでしょうか。

世の中の歴史認識が、やはり歴史小説>歴史学なのだということが、このコメントからうかがえます。しかし、資料の散逸を防ぐ理由が「歴史小説が克明になる」では、歴史ってのは結局娯楽でしかないのか、それじゃ必要ないんじゃないの?ということにもなりかねません。県立の記念館の館長のコメントがこうなのですから、世間一般の人々の認識は推して知るべきでしょう。

歴史学という学問が細分化・深化の一途をたどっています。こうしたなか、歴史学の論文や研究書を読みこなせる一般の人々というのはなかなか存在しなくなりました。かつて「自由民権百年運動」が人々に大きな影響力を持った時代とは違います。そうした中、歴史学の意義をどう一般の人々に伝えていくのかということが問われているといえるでしょう。しかし、これは言うは易く、行うは難し、です。

というのも、一般の人々が歴史小説を読むのはあくまでエンターテイメントとしてです。楽しみを得るためです。それに対して、学問としての歴史学はエンターテイメントではありません。単に「歴史の面白さ」を伝えるだけでは、空想を交えることも可能な歴史小説には勝てるはずもありません。しかし、面白みのない研究を人々が読もうとしないというのもまた事実。こうした状況のなかで、歴史学の徒は、いったいどうすればいいのか、頭を抱えるところです。

『坂の上の雲』のドラマ化で、近代史に関心を持つ人々も増えるでしょう。これはある意味チャンスであると思います。とはいえ、「司馬遼太郎の歴史観の誤りを糾す」という類の書籍や講演などがいくつかなされているようですが、それは、ちょっと違うのではないかという気がします。エンターテイメントである演劇や小説の作家を、歴史学の側が批判して意味があるとは、私は思いません。エンターテイナーにはエンターテイナーの使命があります。それは歴史学のミッションとは異なるものです。異なる目的のために創作活動を行なっている人を批判しても、決して生産的ではないし、そのようなものをどれだけの一般市民が読むのかも疑問です。

必要なのは、小説や演劇の歴史認識への批判よりも、むしろ、小説や演劇以上に市民に訴えかける力を持ちえていない歴史学への自己批判なのではないでしょうか。司馬遼太郎批判の本が、司馬遼太郎の作品以上に、人々に語りかける力を持っているでしょうか?否だと思います。市民に語りかける必要などない、という方ももしかしたらいるかもしれません。しかし少なくとも、歴史学という学問の意義だけは伝えていかない限り、このままでは歴史学自体が「事業仕分け」されてしまうかもしれません。いや現実に、大学のポスト削減などで、実際にそうなりつつあるように思います(もちろん意義のない学問なら、仕分けされてしまっても構わないのですが、歴史学は諸学の根本に位置する大事な学問だと私は考えます。これについては後日いずれ語りたいと思います)。

かくいう私自身、研究の殻に閉じこもってしまって、いくつか依頼された講演などをこなすほかは、市民に対して語り掛けること、歴史学の意義をアピールすることもほとんど出来ていません。日々の生活の糧を得る必要もあって、なかなかそうしたことには時間を割けないのが現実ですが、今後は、そうした発信を、少しでも心がけていけたらと思います。このブログもそうした手段の一つとして発展させることができたらと思います。

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2009年12月19日

安芸市立歴史民俗資料館企画展「弥太郎の夢」

高知県安芸市の市立歴史民俗資料館にて岩崎弥太郎に関する企画展「弥太郎の夢」が開催されているそうです。

岩崎弥太郎は安芸市出身で、三菱財閥の創始者として知られていますが、来年放送のNHK大河ドラマ「龍馬伝」を前にして、弥太郎の生涯をゆかりの人物とともに資料や写真で紹介するというコンセプトのようです。

10代の頃の書や、父弥次郎に代わり地元の豪商須藤家に借金した際の借用書など、三菱史料館や地元の旧家が保存していた資料や写真約100点が展示されているそうです。

詳しくは同資料館による下記ページをご覧ください。
http://www.city.aki.kochi.jp/rekimin/new/new.html


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2009年12月14日

駒井重格の軌跡 〜専修大学の創立者、一橋大学の名校長〜

12月12日より、桑名市博物館にて、表題の展示会が、桑名市博物館・専修大学・一橋大学の共同企画として行われているそうです。

専修大学の創立者であり、また一橋大学の校長をつとめ、日本への経済学の導入にも力を尽した駒井の業績を再評価しようという試みのようです。

展示会は、2010年1月24日(日)まで。
詳しくは下記専修大学のページをご参照ください。
http://www.senshu-u.ac.jp/eventnews/eventnews_index/komai_kuwana.html

また上記展示会にあわせて、記念講演会・シンポジウム・ギャラリートークも以下の通り行われるそうです。ご興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか。

「駒井重格の軌跡」記念講演会・シンポジウム
 日時:平成22年(2010)1月9日(土)13:30〜16:30
 会場:くわなメディアライヴ・多目的ホール
 司会:青木美智男氏(専修大学史編集主幹)
 講演者:西羽 晃氏(桑名市文化財保護審議委員)
       永江雅和氏(専修大学経済学部教授)
       西沢 保氏(一橋大学経済研究所教授)

ギャラリートーク(各日14時より桑名市博物館にて)
 12月19日(土) 瀬戸口龍一氏(専修大学大学史資料課)
  1月16日(土) 杉本 竜氏(桑名市博物館学芸員)
  1月23日(土) 杉 岳志氏(一橋大学附属図書館専門助手)



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2009年12月13日

明治村開村45周年記念特別展「赤坂離宮を彩った 華麗なる宮廷家具」

博物館明治村にて、2010年に開村45年を迎えるのを記念して、
明治村開村45周年記念特別展「赤坂離宮を彩った 〜華麗なる宮廷家具〜」が開催されているそうです。

11月28日からはじまり、2010年の5月9日まで開催されるとのことです。

同館所蔵の旧東宮御所(現迎賓館赤坂離宮)で使用された家具を竣工時の古写真とともに紹介しているそうです。

迎賓館は、先日、国宝に指定されることが決定しましたので、非常にタイムリーな展示ですね。

詳しくは下記ページ掲載のチラシをご覧ください。
http://www.meijimura.com/news/new139.asp


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2009年09月24日

幕末明治期における日本文学・歴史・思想・芸術の諸相(関西大学東西学術研究所アジア文化交流研究センター)

関西大学東西学術研究所アジア文化交流研究センターにて表題の研究会が開催されるそうです。

テーマ:幕末明治期における日本文学・歴史・思想・芸術の諸相
2009/10/3(土) 09:30〜17:50
関西大学 以文館4F セミナースペース
主催:関西大学アジア文化交流研究センター・國立臺灣大學

午前の部 9:30~11:50 司会 藤田 夫(関西大学文学部・教授/CSAC研究員)
基調講演
1 葉 國良(臺灣大學中國文學系・教授/文學院院長)
2 松浦 章(関西大学文学部・教授/CSACセンター長)
基調報告1 甘 懷真(臺灣大學史學系・教授)
2 吾妻 重二(関西大学文学部・教授/CSAC研究員)
3 徐 興慶(臺灣大學日本語文學系・教授/CSAC研究員)
4 乾 善彦(関西大学文学部・教授) 学文

午後の部 13:00~17:50
幕末明治期の漢学思想
研究発表
司会 吾妻 重二(関西大学文学部・教授/CSAC研究員)
1 陶 徳民(関西大学文学部・教授/CSAC研究員)
2 楊 典(臺灣大學史學系・助理教授)
3 町 泉寿郎(二松学舎大学・准教授)
4 ョ 貴三(臺灣師範大學國文學系・教授)
5 金 培懿(臺灣師範大學國文學系・副教授)
6 藤井 倫明(臺灣師範大學國際漢學所・助理教授)

休 憩 15:00~15:20

幕末明治期の漢文学
司会 内田 慶市(関西大学外国語学部・教授/CSAC研究員)
研究発表
7 蔡 毅(南山大学・教授)
8 陳 明姿(臺灣大學日本語文學系・教授/文學院副院長)
9 増田 周子(関西大学文学部・教授)
10 朱 秋而(臺灣大學日本語文學系・副教授)
11 范 淑文(臺灣大學日本語文學系・副教授)
12 奥村 佳代子(関西大学外国語学部・准教授/CSAC研究員)

全体討論 17:20~17:50


詳しくは、同センターの公式サイトを御覧ください。
http://www.csac.kansai-u.ac.jp/index.html


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2009年09月07日

後藤象二郎の洋装の写真を発見(毎日新聞)

長崎市内で、後藤象二郎の幕末期の写真4点が発見されたそうです。うち2点は丁髷に洋装姿だそうです。

写真はいずれも日本初の写真館を長崎に開いた上野彦馬(1883-1904)が撮影したものとのこと。

くわしくは下記ページをご覧ください。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090905k0000e040053000c.html

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2009年08月25日

JISCが教育用写真・映像アーカイブを公開

JISC(英国情報システム合同委員会、The Joint Information Systems Committee)が、来年7月に、近現代史の教材として5.6万枚の写真(19世紀のスコットランド高地の生活写真から、現代の若者文化まで)と500時間以上の映像資料(ゴルバチョフの政権掌握から昨年の金融危機まで)を揃えたアーカイブを公開すると発表しました。

くわしくは下記JICCのニュースリリースをご覧ください。
http://www.jisc.ac.uk/Home/news/stories/2009/08/digitalimages.aspx

また下記サイトが公開されるアーカイブのサンプルとのことです。
http://imagesforeducation.org.uk/


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2009年08月15日

NHK戦争証言アーカイブストライアルサービス

NHKが、「戦争証言プロジェクト」の一環として、「戦争証言アーカイブス」を開設し、トライアルサイトとして、009年8月13日から同年10月12日までの2か月間のみ公開するそうです。

アドレスはこちら。
http://www.nhk.or.jp/shogenarchives/

2007年から2009年にかけて、日本全国の戦争(第二次大戦)体験者の方々に対して行ったインタビューの収録映像、1992年から1993年にかけて放送された「NHKスペシャル ドキュメント太平洋戦争 第1集から第6集」、衛星ハイビジョンで放送された「証言記録 兵士たちの戦争」、1944年(昭和19年)、1945年(昭和20年)の9月までに上映された70号分の「日本ニュース」(ニュース映画)、当時の「大本営発表」や要人の演説など戦時中の肉声が記録された貴重な「歴史的音源」など大量の映像・音声記録が公開されています。

期間限定のトライアルサイトで、かつ大量の記録が公開されていますので、ご興味のある方はお早めにご覧ください。


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