未完の板垣退助伝の草稿が高知で翻刻・製本されたというニュースです。
高知出身、東京専門学校(早稲田大学の前身)を卒業し、土陽新聞の主筆を務め、『自由党史』の編集者の一人である宇田友猪(滄溟、1868〜1930)がつづったもの。400字詰め原稿用紙で5千枚を超える原稿を、公文豪さんが翻刻したそうです。
板垣の死の直前から筆を執り、第一次大隈内閣の組閣直前まで記されたもので、原稿は宇田の死後、所在が分からなくなっていたが、資金協力者の遺族らが近年、県立歴史民俗資料館と東京都渋谷区歴史資料室に相次いで寄贈されたそうです。
詳しくはこちら
朝日新聞「幻の板垣退助伝製本」
2009年01月20日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック