以下引用。
文書は「海の見える杜美術館」(広島県廿日市市)が約20年前に購入し、未公開のまま所蔵。三沢准教授らが昨年から3年計画で調査を始めた。全部で約1700点あり、このうち約8割を新出史料と推定している。
書簡類は1868(慶応4、明治元)年から岩倉が死去する83年までに東京で受け取ったとみられる。詳細は未解読だが、新出とみられる伊藤の自筆が68通、岩倉の書簡草稿も128通、三条実美の書簡も429通あった。既に存在が知られている大久保の書簡の原本も191通見つかった。
さらに「西郷吉之助」と署名された書簡も新出とみられ、西郷が戊辰戦争の指揮内容を報告しているのをはじめ、貨幣の不足を訴え「信州」で一揆が起こったとする報告書、追加鋳造を決めた政府文書など多岐にわたっている。
また続報では、発見された書翰のいくつかの内容についても触れられています。
詳しくは下記ページをご覧ください。
岩倉具視あて書簡大量発見 西郷、伊藤ら自筆千数百点
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009030701000942.html
明治維新の激動生々しく 各地から戦況や一揆の報告
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009030701000952.html