国立公文書館が、林野庁各森林管理局から移管された国有林野関係文書(17561冊)を公開しました。明治期から昭和戦前期のものが中心で、江戸時代のものもあり、各地の森林の伐採、植林の状況、国有林経営計画、地質図や測量図等ですが、災害による山林被害の状況、森林所有をめぐる訴訟の資料等が含まれているそうです。また文書は、東北、中部、四国、九州の森林管理局所蔵だったものが多く、戦災などのため、北海道、関東、近畿・中国のものは少ないとのことで、現物はつくば分館にて閲覧に供され、目録の検索は国立公文書館のデジタルアーカイブシステムで行なうことができます。
国有林野関係文書(17,561冊)の公開 -- 国立公文書館
http://www.archives.go.jp/news/090624_01.html
国立公文書館デジタルアーカイブ
http://www.digital.archives.go.jp/
2009年06月25日
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