2008年06月03日

歳月

ちょっと前のことですが、

古本屋で買った、明治30年頃の雑誌を読んでいたら、
ページの合間から、画像のような紅葉が出てきました。

ページに挿まれてから、一度も開かれることがなかったらしく、
とても綺麗なままで、残っていました。

080323_203506.jpg

その雑誌は「8月号」。
ということは、

紅葉狩りの記念に、持ってかえってきた紅葉、
あるいは、
家の近くで拾った紅葉なのかもしれませんが、

ひとつの秋の記念にと、
本棚に並べてあった2,3ヶ月前の雑誌の中に、はさんでおいたのでしょう。



100年以上も前の人の、残したものが、
100年以上も経って、無関係の僕のところに、届く。

残した人は、きっともう亡くなっているのに、
生きていた証は、しっかりと残っている。
それって、すごいことだなぁ・・・


そう思う反面、


その人が、この紅葉に込めた思いは、
跡形も無く消え去って、今は知ることができない。
形はこのように残っていても、
その人の心は、遠い過去へと流れ去り、どこにも残っていない。

それは、とても哀しいことだな・・・

とも思います。




果して、100年後に、僕が生きていた証は、何か残っているのでしょうか。



posted by Webmaster at 10:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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