2003年04月04日

2003年頃の大垣の古書店

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。古い情報ですので、あくまで過去の記録として見てください。たぶん行っても今は無い本屋が多いと思います。

大垣には駅から歩いていける距離に3軒の古書店がある。大垣は、各駅停車の乗り継ぎ駅でもあるので、もし乗り換えの合間に時間があれば、よってみてもいいのではないだろうか。私も2003年1月、大阪から青春18切符で帰る乗り換えの合間に、ちょっと途中下車して寄ってみた。なお、大垣城も駅から歩いていける距離なので(趣味之友社へ行く途中に寄れる)、時間のある人はそちらもどうぞ。

笠浪書店本店(大垣市宮町2丁目25)
駅南口へ出て、最初の大通りを右に進んでいくとある。一般書中心の品揃えだが、値段は安めで、研究書でもB6版の少し柔らかめのものなどがおいてある。北河賢三『戦後の出発』を1000円で購入。(2003.4.4)

笠浪書店北店(大垣市室本町1丁目22)
本店から北へ少し進んでいったところ、線路のそばにある。本店が一般書中心なのに比べ、こちらは資料物や自治体史など、硬めの本が沢山揃えてある。しかしながら、目録やネットでの販売をしているようで、相場より少し高めに値段が設定してあるので、買う気がしない。(2003.4.4)

趣味之友社(大垣市廓町3-59)
ここはちょっと遠い。駅南口をまっすぐ進んでいき、大垣共立銀行のビルの裏手の方にある。ここは行った日に閉まっていて、中は見れなかったが、凄く古い味のある店構えだった。この店を見ただけでも得をした気分だ。切手やコインの販売がメインで、本はあんまりないという噂と、学術書を中心に黒っぽい本が沢山あるという噂とがあるが、一体どっちが本当なのか?(2003.4.4)


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2003年頃の岐阜市内の古書店

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。古い情報ですので、あくまで過去の記録として見てください。たぶん行っても今は無い本屋が多いと思います。

私は昔戦国マニアで、また母方の先祖が美濃の戦国大名・斎藤道三の末裔だと言われているので(江戸時代は旗本で、『寛政重修諸家譜』にも系図が載っている)、岐阜城や鷺山城・道三塚など、斎藤道三関係史跡を訪問するために何度か行った事はあるが、古本屋には行った事がなかった。2003年1月、大阪に用があった帰り、青春18切符で各駅停車で東京へ帰る途上、初めて古書店を訪問してみた。

鯨書房(岐阜市長良校前町1-265-1)
バスで長良北町下車、住宅街の中へ入っていったところにある。岐阜では一番オススメの店。店の前の均一本も掘り出し物があり、また店の中には歴史関係の研究書・資料物がたくさんある。値段も高くはない。研究書を何冊か購入したが、値段は忘れてしまった。伝記で安いものがあり、買おうかかなり迷ったが、東京まで持ち帰る苦労を考え、断念。今思えば買っておけばよかった。(2003.4.4)
有時文庫(岐阜市長良大路2)
鯨書房より南へ数分歩いていったところにある。私が行ったときは閉まっていた。(2003.4.4)
岡本書店(岐阜市神田町5-4)
市内中心部徹明町交差点付近にある。ビルの二階。歴史系の研究書が結構置いてある。だが値段は東京の相場と同じかやや高め位。(2003.4.4)
我楽多書房(岐阜市神田町5-7)
同じく徹明町交差点付近。文庫から郷土史まで幅広い品揃え。歴史関係の本も多い。だが値段は高め。(2003.4.4)
書泉(岐阜市光町1-8光栄ビル)
忠節駅の近くにあるやる気のない店。私が店に入って商品を見ていた30分間、店員が誰も出てこなかった。店内もおよそこの数年まったく棚が動いていない感じで、本は汚れている。しかも雑本ばかり。明治史研究者にとっては行く必要のない店。ただし漫画や文庫本を探している人にとっては、こういう何年も前から眠っているような本屋は狙い目だろう。(2003.4.4)


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2003年03月08日

2003年頃の高知市内の古書店

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。古い情報ですので、あくまで過去の記録として見てください。たぶん行っても今は無い本屋が多いと思います。

「自由は土佐の山間より」。幕末から自由民権期にかけて多くの人物を輩出した土佐は、現在でも歴史研究の盛んな土地である。地元の出版物などにも、東京でお目にかかれないものが多数ある。特に、高知市立自由民権記念館や高知市立図書館の出版物にはすぐれたものが多く存在する。しかし、古書店に関しては、かならずしもよくはない。東京より品揃えが悪く、その上高い店が多いのである。高知では古本屋に行くよりも先に、自由民権記念館に行って図録や地元の出版物を買った方がいいかもしれない。

たんぽぽ書店(高知市南はりまや町2-5-1)
つぶれてしまった高知西武の裏手の方にある。小さい店だが、高知県の郷土史関係を中心によく揃っている。しかし値段は高い。(2003.3.8)

井上書店(高知市帯屋町2-1-1-2階) 
高知を代表する古書店。地元の出版物も多く置いてある。歴史関係も結構ある。しかし値段は少し高め。(2003.3.8)

西沢書店(高知市帯屋町2-4-8) 
小さい店舗に一般書を中心にそろえてあるが、歴史系の学術書が混じっていることもごくまれにある。そして値段は安い。(2003.3.8)

吉永平凡堂(高知市上町4-3-21)
高知の古書店の中ではもっとも黒っぽい本の多い店。運がよければ掘り出し物に出会えるかもしれない。ただし値段は東京の相場より結構高い。店内に吉永豊美著『土佐藩法制史』が大量に置いてあったところを見ると、どうやら店主の著らしい。(2003.3.8)

なお、高知には他に、ぷくぷく書店というチェーン店が数箇所にあり、たまに掘り出しものがあったりするらしい。しかし、最近ブックオフが高知に進出してきた影響もあって、店舗はかなり減ってきているとのこと。

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2002年10月12日

杉並書友会(西部古書会館)

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。

先週の西部展で少し買いすぎてしまい、家の中のゴミタメ度がさらに高くなってしまい、このままでは収拾のつかないことになると思い、今回から「とりあえず」という感覚で安易に本を買わず、必ず読むという本のみを買おうと決意して会場へ向った。会場でもこの決意を忘れず、極力無駄なものを買わないように努力したのだが・・・。(2002.10.12)

伊藤博文『帝国憲法皇室典範義解』 500円
ご存知の通り、この本は岩波文庫から『憲法義解』として翻刻されている。が、今回購入したのは、明治22年4月24日に国家学会から出版された初版本である。初版本が500円は安いと思い購入。
田中光顕『維新夜語』 400円
田中光顕の幕末を回想したものとしては、昭和3年に講談社から出版され、戦後、河出文庫から語句を改めて出版されている『維新風雲回顧録』が有名であるが(文庫は私も所有している)、この『維新夜語』は昭和14年に刊行されたもので、内容は『維新風雲回顧録』とかなりの部分が重なっている。しかしごく一部、訂正・加筆されている部分があるため、参考に購入した。
光藤直人『賭博犯検挙要説』 500円
著者は警察関係者であるようで、出版社も「警察時報社」である。賭博の取り締まりを目的に出版された本らしいのだが、中を見ると、さまざまな賭博の種類について詳しく説明されており、読みようによっては「賭博入門」ともなってしまいそうな本でもある。その他、検挙のやり方、取調の仕方まで丁寧に書いてあって非常に面白い本である。
東郷尚武『海江田信義の幕末維新』 150円
私としては海江田の幕末よりはむしろ明治期の方が興味がある。頑迷固陋とよく言われる海江田だが、実相は以外に知られていないような気がする。誰か『海江田信義の明治』を書いてくれないだろうか。
宮沢賢治『風の又三郎』、夏目漱石『草枕』『行人』、平岡敏夫編『漱石日記』 各100円
すべて岩波文庫のカバー付。普段高円寺で岩波文庫などをチェックすることはないのだが、たまたま値段をチェックしてみたら100円だったのでとりあえず(あれ?)購入。
沼田多稼蔵『日露陸戦新史』 300円
岩波新書の赤版。沼田は陸軍の戦史編纂官であり、その記述は信頼できる。明治百年史叢書の谷寿夫の『機密日露戦史』もこの本の欠を補うという形をとっているように、日露戦争の基本図書のひとつである。
井上哲次郎『国民道徳概論』 800円
5年前、安丸良夫先生の授業で修論の内容を報告した際、先生から西村茂樹と井上哲次郎の道徳論がどう違うのかと以前質問されて答えられなかったことがあった。しかしその後西村の研究を放擲していたためもあって、井上の道徳論の検討はしていないままだった。たまたまこの本を見て思い出したのであわてて購入する。
加藤弘之『天則百話』 1000円
明治32年刊。ちょっと汚損している本なので単純比較はできないが、神田の某書店では15000円で売っている。・・・ただ、遠い昔にこの本を買ったことがあるような記憶がかすかにあるのだが・・・・。押入れをあさると出てくるかもしれない・・・、いや、気のせいであることを祈る。
志賀重昂『日本地理講義』 200円
早稲田大学出版部蔵版。早稲田講義録に連載されたものを受講者が合冊したものと思われる。そういえば、志賀重昂全集も買ってからかなりたつが全然読んでいないなあ・・情けない。
坪内雄蔵『道徳の要旨』 200円
これも早稲田大学出版部蔵版で、明治40年の早稲田講義録に連載されたものを受講者が合冊したものらしい。
二松学舎『三島中洲』 800円
明治を代表する漢学者の一人、三島中洲の伝記・書誌・年譜。三島に講義を受けた有名人はかなりの多数にのぼるが、影響をどれだけ与えたかとなると疑問である。政治性のなさもあって、今日まで思想史の方面でもあまり注目されていない人物である。
三枝博音『現代日本文明史 技術史』 150円
日本を代表する技術史・科学史家であった三枝の著書。内容的にどの程度のものなのかよく知らないのだが、安かったのでとりあえず(あれ?)購入。これで東洋経済の現代日本文明史は3冊目だが、全部集めようかなあ・・。
『木戸幸一日記』上下2冊 2000円
これが今回のひろいものだろうか。といっても、当面読む予定などない本なのだが・・。東京裁判期と関係文書も安くでないかな・・・。当面読む予定のない本なのでゆっくり待とう。

結局また今回も大量に買ってしまった。何と17冊、7400円。1冊あたり約435円。木戸幸一日記まで買って一冊あたりこの値段は安い。いや、安いのは毎回のことだからいいのだ。それよりも、こんなに買ってしまっていいものなのか。かなり引き締めたつもりだったのだが・・。高円寺恐るべし。しかも帰りに都丸書店の安売棚で知切光歳『宇都宮黙林』(500円)まで買ってしまった。しかし、黙林って明治30年まで生きていたのか。恥ずかしながら今日まで知らなかった。
それにしてもいったい今日買った本で、1年後に読み終わっている本がどれだけあるだろうか。少年易老学難成、一寸光陰不可軽、未覚池塘春草夢、階前梧葉已秋声。と書いては見たが、朱子には足元にも及ばぬ。嗚呼。


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2002年10月05日

西部古書展(西部古書会館)

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。

部古書展は高円寺で開かれる古書展としては、やや値が高いほうなので、これまで何度か足を運んだが10冊以上買ったことはなく、このサイトにUPしたことはなかった。しかし、今回初めて購入数が10冊を越えたのでupする次第である。購入金額も、高円寺史上最も高い金額となってしまった。(2002.10.5)

大野芳『宮中某重大事件』 500円
この本は買おうかどうしようかかなり迷った挙句買ってしまった。迷ったのは、筆者が歴史家ではないため、内容がどの程度のものなのかよくわからなかったからである。しかし、杉浦重剛に興味があることなどもあって、結局購入した。なお、本の一番最後のページに、旧蔵者の感想が書き込まれていたのだが、評価の観点が私がいつも本を評価する観点とは全く異なることが面白かった。旧蔵者は、本の内容が、読み物としておもしろいかどうか、ドラマチックかどうかというエンターテイメントの観点から評価していた(その結果、この本は全く駄目な本であるらしい)。私は、面白いかどうかではなく、どれほど事実を発掘しているか、またその事実の歴史的意義についてどれだけ新しい見解を打ち出しているかという観点でいつも評価するので、エンターテイメント性はあまり重視していない。しかし、そうした見方をするのは研究者だけであって、一般の人々はやはり読み物的な面白さを求めるのであろう。しかし、このような主題の本に読み物的な面白さを求めるのもどうかとは思うが・・・。
福田赳夫『回顧九十年』 300円
福田のこの回顧録は、かなりだぶついていて(それだけ売れたということなのだが)、古書店でよくみかけるが、300円はやはり安いので購入。しかし読むのは一体何時になるのやら。
吉田幸太郎『選挙戦術虎の巻 選挙哲学』 1500円
この本は1500円と少し高かったが、初めて見た本で、かつ内容が面白そうだったので購入。当時の選挙の実態がよくわかる本。もちろん、筆者は別に選挙の実態を描こうとしてこの本を書いたわけではなく、選挙のあるべき姿を論じた「選挙哲学」の本であるらしいのだが、そのはしばしに、当時の実態を知ることのできるエピソードが含まれていて、非常に面白い。なお、表紙をめくったところに、著者の献呈署名があり、「田中閣下恵存」と書かれているのだが、「田中閣下」とは誰だろう。昭和8年発行なので、田中義一は既に死んでおり、違う。田中光顕か?それともただの無名人か?「様」「先生」ではなく「閣下」とあるところからすると、相当えらい人のようなのだが・・・。
深井英五『人物と思想』 200円
これは結構安かった。深井英五は、蘇峰門下で、日銀総裁も務めた人物。蘇峰の代作も結構やったらしい。交遊の範囲も広いので、この本や、『回顧七十年』などにも、いろいろ面白い証言が出ている。
河野一郎『河野一郎自伝』 100円
100円はさすがに激安なので、別に欲しい本ではなかったがとりあえず購入。
日本近代思想大系『学問と知識人』 1700円
1700円という値段なので、少し迷ったが、自分の研究で必要な本だと前から思っていたため、購入。
中原邦平『訂正補修忠正公勤王事績』 2500円
毛利敬親について中原邦平が語った記録だが、相場がいくらぐらいなのか知らず、買おうかどうしようか相当迷った。しかし明治本ということもあり、思い切って購入。帰ってからネットで検索してみると、なんと3000円で売っているところから、18000円で売っているところまで、値付けはさまざまである。しかしとりあえず安かったようで安心した。
日本思想大系『熊沢蕃山』 400円
400円で、状態も悪くなかったので購入。
福本日南『栗山大膳』 2500円
日南の著作はかなり集めたが、全然読んでいない。
信夫清三郎『近代日本産業史序説』 500円
はっきりいって、学術的にどの程度の内容があるものなのか全く分らなかったが、500円ということでとりあえず購入。この「とりあえず」のせいで、家の中がゴミため状態なのだが・・・。
河合栄治郎『改訂社会政策原理』 300円
河合栄治郎の著作は、300円以下でしか買わないという原則のもとに集めている。

今回は、値が高いものを結構買い込んだので、11冊で合計10500円、1冊あたりにすると約954円と、かなり高かった。高円寺では初めて1万円以上の買い物をしたことになる。すこし買いすぎたかな、との後悔を打ち消す為に、以前から一度やってみたいと思っていたことをやろうと思う。つまり、ネットの「日本の古本屋」で買った場合と、比較するのである。では、以下で比較してみたい。なお、以下のネットの値段はすべて2002年10月5日のもの。


書 名 西部展価格 「日本の古本屋」最安 同左差額 「日本の古本屋」最高 同左差額
宮中某重大事件 500 1000 500 1500 1000
回顧九十年 300 1000 700 2500 2200
選挙戦術虎の巻 選挙哲学 1500 3000 1500 3000 1500
人物と思想 200 1500 1300 3800 3600
河野一郎自伝 100 900 800 2800 2700
学問と知識人 1700 1500 -200 3500 1800
訂正補修忠正公勤王事績 2500 3000 500 18000 15500
熊沢蕃山 400 1200 800 3000 2600
栗山大膳 2500 6500 4000 15000 12500
近代日本産業史序説 500 1000 500 4000 3500
改訂社会政策原理 300 1000 700 1000 700
合計 10500 21600 11100 58100 47600

やる前からわかっていたことだが、やはり高円寺で買ったほうが断然安かった。これで、今日の買い物もいいものだったのだと納得できる(笑)。それに、ネットで買うと送料がかかる。『学問と知識人』はネットの方が安かったが、これも、送料を考えれば、こっちのほうが安い。と、無理やり自分を納得させてみたり・・。でもネット最安と合計価格で2倍以上もの差が出たのは、意外だった。ネット最高価格で全部買った場合に比べるなら、なんと47600円も安いことになる。もし今日買わずに、必要になって後から買い、たまたまネットで、最高価格のだけが売れ残っていた場合、その値段で買わなくてはならなかったのだから、やはり買ってよかったのだ(かなり強引)。ネット最安価格との差額が最も大きかったのは、『栗山大膳』の4000円、最高価格との差額が最も大きかったのは『訂正補修忠正公勤王事績』の15500円(!)であった。結構比較してみると面白いものである。ただ、時間がかかるが。

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2002年09月07日

高円寺展(西部古書会館)

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。

なんか、この即売会の購入日記、高円寺のオンパレードのような気がします。金曜日は仕事なので、他の古書即売会になかなか行けないという事情もあるのですが、まあ、神保町の古書展はいい本は多いが値段が高いので、10冊以上も買うことはないかもしれませんが・・・。(2002.9.7)

中島久万吉『政界財界五十年』 200円
函なしでちょっと汚い本だが、200円は安い。父・中島信行、母・岸田俊子の回想から始まる自伝で内容は非常に面白い。自著の中で足利尊氏を賞賛したため大臣を辞任に追い込まれたことで有名だが、全く馬鹿げたことがあったものである。
梨本伊都子『三代の天皇と私』 300円
鍋島家に生まれ、梨本宮家に嫁いだ著者の90年の自伝。娘の方子は李王家に嫁いだ。
津田左右吉『文学に現はれたる我が国民思想の研究』全8冊 1500円
津田のこの本は、ハードカバーのものはよく見かけるが、文庫の方はあまりみかけない。仮にあっても、安くて3000円ぐらいはするので非常に得をした。もちろん、カバー付。昔から読みたいと思い続けている本だが、日々の仕事に追われ、読む時間がない。こういう本をゆっくりと読みふける時間がほしいものである。
大庭柯公『露国及び露人研究』 100円
中公文庫。「大馬鹿公」をもじって筆名にした大庭柯公は、ロシア語を学び、日露戦時には乃木希典の紹介で陸軍参謀本部通訳官を務め、その後はジャーナリストとして活躍したが、社会主義に傾斜し、革命後のロシア(旧ソ連)へ渡る。しかしソ連ではスパイ容疑をかけられ、抹殺された。旧ソ連の日本人粛清については、こちらのサイトを参照のこと。本当に恐ろしい話だ。
緒方竹虎『議会の話』 200円
朝日常識講座の第4巻。つい先日、緒方竹虎の秘書をやっていた中野達彦氏(中野正剛の三男)に、仕事で聞き取りに行った関係もあって、購入。
民友社新時代叢書(徳富蘇峰監修・石川六郎編輯)『ウイルソン』『ヴェルサイユ会議』『民本主義』『新日本の教育』『国際聯盟』『戦後の列強』『世界大戦批判』 各200円
民友社から出された新時代叢書が1冊200円で大量に出ていたので、その中から自分の興味あるもの7冊を抜き取った。結構安く出回っている本だが、200円はかなり安い。一応全篇蘇峰が監修、石川六郎編となっているが、実際には、『ウイルソン』は国民新聞記者福田吉蔵、『民本主義』は同志社講師今中次麿、『ヴェルサイユ会議』は国民新聞記者中川竹三、『新日本の教育』は沢柳政太郎・佐藤武、『世界大戦批判』は陸軍歩兵大尉三宅覚太郎、『戦後の列強』は参謀本部長瀬鳳輔、『国際聯盟』は早稲田大学教授煙山専太郎が、それぞれ徳富・石川の委嘱により執筆したものである。
河原敏明『昭和天皇の妹君』 250円
大正天皇の子供で、三笠宮と双子の関係にあるといわれる山本静山尼の出生について探った書。皇室にまつわる落とし胤の話には、うさんくさいものが多いが、この山本静山尼が大正天皇の娘というのは、かなりの信憑性のある話であると、政治史専攻の某大先生がおっしゃっていた。
迫水久常『大日本帝国最後の四ヶ月』 400円
2週間前の高円寺展で迫水の『機関銃下の首相官邸』を購入したが、今回また迫水の本を見つけた。2回連続で同じ著者の本を買うのは珍しい。
大竹秀一『天皇の学校』 400円
高輪御学問所と、そこで行われていた教育の内容について書かれた本。杉浦重剛に興味があるので購入。
御厨貴『東京』 500円
読売の21世紀の日本シリーズの1冊。東京都庁には私的に大変お世話になっているので、少しは歴史も学ぼうかと。
仏国ポジヴィスム教頭ピエール、ラフィット著『支那文明論』 500円
明治27年刊行、日新叢書の1冊。明治27年刊行というのがミソで、発行の一ヶ月後に豊島沖海戦が行われている。翻訳者が誰なのかは記載されておらず謎である。日新叢書は、井上哲二郎・富井政章・金井延・高橋健三・陸羯南・近衛篤麿・三宅雪嶺・志賀重昂・末松謙澄その他の著名人多数の協賛のもと、八尾書店から刊行されたもので、ボリューの『今世国家論』『今世国務論』、ウィルキンスの『新攘夷論』などの翻訳書を発行した。八尾書店は他にも東邦協会編輯の東邦叢書の発行も行っている。

今回はなんと24冊も買ってしまった。5750円。1冊あたりに直すと約240円。驚くべき安さぢやないか。
最近、高円寺の古書展で、近代史関係の古書を買っていく人を見るようになった。このサイトを見て触発された人がいるのか?それとも偶然か。特に、最近いつも見かける若い人が一人いる。しかしなぜかその人はいつもそこらの書店でもまだよく見かけるような白っぽい本しか買っていかない。今日も某氏の著作集を買っていたが、確かに値段は安いのだろうけど、そんなものはわざわざ高円寺に来ずともいつでも手に入ると思うのだが・・。高円寺の醍醐味は黒っぽい本にこそある。全く大きなお世話だろうけど。


津田左右吉歴史論集 (岩波文庫)
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2002年08月24日

高円寺展(西部古書会館)

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。

月中はずっと高円寺で古書展が行われなかったので、久しぶりの高円寺である。今回は、比較的新しい本が多く、いつものような、戦前の本はあまりいいものがなかった。(2002.8.24)

朝日文庫中国古典選『荘子』外編中 100円
朝日文庫の中国古典選シリーズは粒ぞろいなので集めている。1週間ほど前、吉祥寺の藤井書店にて、『荘子』の内編・外編・雑編を購入したのだが、家に帰ってよく見てみると、外編は上中下の3冊であるのに、上下の2冊しか入っていなかった。ひもでしばられていたので、中味をよく確認せず、上下で揃だと思って買ってしまったのが失敗だった。すると、今回の高円寺展で。「雑編上中下3冊揃」500円として縛ってある本があった。しかし、雑編は上下2冊である。そう、中だけ、外編のものが混じっていたのである。出品店主が間違ったらしい。そこで、古書店の人に「雑編は上下2冊だけなのに、外編の中が混じっている」と言って、外編中だけほしい旨をつたえ、100円で売ってもらった。通常、こういうバラはなかなか出ていないのだが、こんなに早く見つかるとはラッキーであった。
高山林次郎『世界文明史』 300円
明治36年刊行の帝国百科全書の1冊である。高山林次郎とはいうまでもなく樗牛のこと。少し汚くて痛みのある本だったが、300円は安いので購入。
青柳有美『縮刷新世の中』 300円
青柳は同志社出身の評論家。三宅雪嶺の『宇宙』の復刻版を出版したりしている。この『新世の中』も、三宅雪嶺の『世の中』になぞらえて題を付したのかと勝手に解釈したが、本の中にはそのような説明はなかった。
加藤尚武『倫理学で歴史を読む』 300円
「倫理学で歴史を読む」なんていう題からすると、保守的な道徳論かと早とちりする人もいるかもしれないが、全然そういうものではない。加藤氏は現代倫理学を先取りする気鋭の研究者で私はあまり著作を読んでいないが、機会があれば一連の著作を読んで見たいと思っている一人である。
『明治大正昭和歴史資料全集 暗殺編』 300円
近代日本の暗殺に関する史料を集めた本。政治における暴力はいかにして正当化されるのか、ということを、いつか思想史的に解明したいと思っていて、こういう関係の本を集めているのだが、全然読んでいない。
加藤陽子『徴兵制と近代日本』 900円
東大の加藤陽子氏の博士論文。定価2900円なので2000円引きで購入。
野依秀市『風流夢譚の批判と国民への訴え』 400円
「言論ギャング」野依秀市の著書。野依は、『帝都日日新聞』『実業之世界』などを主宰して活躍し、大隈重信や三浦梧楼・三宅雪嶺などにもかわいがられた人物。彼には以前から興味があり、本を集めようと思いつつも、あまり出会うことが無く、それほど集まっていない(ネットや古書目録では結構見かけるのだが、内容に比して値段が高い)。この本は、『中央公論』に掲載された深沢七郎の『風流夢譚』の中に、天皇家を冒涜する内容があるとして、猛烈な抗議行動をした時の本である。野依は、戦後のこうした言動から右翼と位置づけられることもあるが、その思想は単に「右翼」で片付けられるようなものではない。いつか研究してみたい人物の一人である。
原口清『自由民権・静岡事件』 500円
『ドキュメント静岡県の民権』 300円
取り立てて欲しい本ではなかったが、ともに安かったので購入。静岡県の政治史に関しては、静岡事件以後の研究が弱いように思う。『ドキュメント静岡県の民権』における大同団結運動の位置づけにも、私は疑問を感じる。後藤象二郎の静岡来訪は、静岡における大同団結の始まりではなく、終結点であったのではないか。なお、静岡事件以前に関しては、原口氏のすぐれた研究が存在する。
源了円『義理』 300円
作田啓一『個人』 300円
溝口雄三『公私』 300円
これら3冊は三省堂の「一語の辞典」シリーズである。「一語の辞典」シリーズはコンパクトで非常にいいものが揃っているのだが、値段が高いように思う。100ページぐらいで、かつ1頁あたりの字数が少ないのに、1000円はちょっと高いのではないか。せめて500円なら、喜んで購入するが。
迫水久常『機関銃下の首相官邸』 500円
2・26事件から終戦までの回顧録。比較的よく見る本だが、500円は結構安めなので購入。
三上参次『明治時代の歴史学界』 700円
これはちょうどほしいと思っていたのでうれしかった。定価は2300円で、今でも新刊で売っている。昭和期まで回顧が続いていればなお良かったのだが、残念なことに、回想は明治30年代までしかなされていない。

今回の購入は14冊、5500円。1冊あたりに直すと約392円。高円寺展は値段が安い。


それでも、日本人は「戦争」を選んだ
加藤 陽子
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2002年08月18日

2002年頃の吉祥寺の古書店

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。古い情報ですので、あくまで過去の記録として見てください。たぶん行っても今は無い本屋が多いと思います。

吉祥寺はとても切ない思い出のある街。昔飼っていた(今は死んだ)とても賢くて愛情深い猫と、ここで出会ったのだった。今でも吉祥寺と聞くと、あの子と出会ったあの日のことを思い出して、胸が痛くなってしまう。
吉祥寺は繁華街なので、どうせ一般書中心だろうとタカをくくるむきもあろうが(私がそうだった)、たしかに神田のような専門書店こそないけれども、どうしてどうして、なかなか楽しめる粒ぞろい古本屋がそろっている。

駅北口

ブックステーション吉祥寺(武蔵野市吉祥寺本町3-10-14)
井の頭通り沿い、駅の北西方向にある。駅から少し離れているが、なかなかの品揃えの店である。というより、品揃えはマジですごい。店にはいってすぐ、岩波文庫が大量に棚に並んでいるのに圧倒される。講談社学術文庫も大量にあり、日本史関係の学術書や資料ものも置いてある。ただし難点は値段が高いということ。絶版文庫などは1000円近い値がつけられていたりする。というわけで、学術関係書は高いので一切購入せず、村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』3冊のみを購入した。しかしながら、いいものは値段を撰ばず買うという人はかならず来るべき本屋だろう。品揃えだけなら吉祥寺で一番である。ついでにいうと奥の方にエロ本も大量にあった。エロ本の品揃えも吉祥寺一ではないだろうか。(2002.8.18)

外口書店(武蔵野市吉祥寺本町1-14-1)
駅北口サンロード商店街を北に少し行くとある。一般書が多いが、学術書もパラパラある。値段は比較的安めだった。(2002.5.1)

さかえ書店(武蔵野市吉祥寺本町1-14-2)
外口書店の少し北にさかえ書店がある。社会科学・人文科学の古い学術書などが豊富においてあるが、特筆するようなものはなく、値段は少し高めである。(2002.5.1)

藤井書店(武蔵野市吉祥寺1-11-20)
サンロード商店街をつっきり、五日市街道につきあたったら左折するとすぐにある。一階二階に本がぎっしりつまっており、たくさんの客でにぎわっている。一階は文庫中心だが、値段が安いのでくまなくさがせば何かほしいものが見つかるだろう。二階は軍事史関係書や人文系の本が置いてあり、こちらも値段はかなり安い。半額以下のものがほとんどである。場所柄、専門書はあまりないが、一般書と専門書の中間というか、一般書の少し硬いものというか、そんなものがたくさん置いてある。いくつか私が購入したものを挙げれば、井上晴樹『旅順虐殺事件』1000円、添田唖蝉坊『唖蝉坊流生記』700円、島貫重節『福島安正と単騎シベリア横断』上下2冊で800円、長尾龍一『思想としての日本憲法史』800円などである。(2002.5.1)

りぶる・りべろ(武蔵野市吉祥寺南町2-11-1)
駅出たら、ガード沿いに東へ進んでいくとある。文庫・新書から黒っぽい本まで多く揃えている。労働運動・社会主義・アナキズム関係の資料集が結構あったので、そっち関係に興味のある人は来てみてもいいかもしれない。ただ、それ以外にはめぼしい歴史書・資料物は見当たらなかった。また値段も比較的高めである。(2002.8.18)

なかむら木金堂(武蔵野市吉祥寺本町1-38-5)
りぶる・りべろよりさらに東、五日市街道と中央線のガードが交差する場所にある。が、私が行ったときは閉まっていた。どうも人に聞くところでは閉まっていることが多いようである。また、ここから五日市街道をさらに何かすると、この本店にあたる火守文庫(武蔵野市吉祥寺南町5-5-21)があるが、こちらは目録販売に力を入れていて、閉まっていることが多いらしい。(2002.8.18)

駅南口

古本センター(武蔵野市吉祥寺南町1-1-2)
駅南口にある。以前知人が行ったときにはは日本史の本もぱらぱらとあったらしいが、私がいった時にはめぼしいものはほとんどなかった。わりと硬めの一般書店である。(2002.5.1)

よみた屋(武蔵野市吉祥寺南町2-6-10)
井の頭通りを東南にしばらく行くとある。阿佐ヶ谷にもあるよみた屋の本店。店内ところせましと大量の本が並んでいる。歴史関係の本もあるにはあるが、めぼしいものはそれほどない。とはいえ、店内には思想・サブカルものを中心に面白い本が多く、結構楽しめる。さらに、ここは文庫が非常に充実している。値段は安くはないが、私が行ったときにはたまたま店内改装前の二割引セールをやっていたので、少し得した。なお、この店のホームページは、値の付け方とか内情がいろいろ書いてあって面白いです。(2002.8.18)

ブックステーション和(武蔵野市吉祥寺南町1-31-2)
同じ井の頭通り沿いの北東方向にあるのブックステーション吉祥寺と同系列の店。北東にある店も広いが、ここはそれよりも広い。根付けは、北東の店よりも多少安い。雑誌・漫画から、歴史関係の図書まで幅広く取り揃えている。学術書も結構置いてある。私は渡辺龍策の『大陸浪人』(徳間文庫)を210円で購入。(2002.5.4)

2011年4月追記:昔吉祥寺駅の近くのガード下にカレーステーションという小さくて汚い店構えのカレー屋があって、吉祥寺で古書店を見た後によく立ち寄った。よくあるカレーチェーン店のレトルトカレーではなく、かといってスパイスたくさんの凝ったカレーでもなく、家庭で普通に食べるような、じっくりとよく煮込んだ、具のたくさん入ったカレーを出してくれるので、すごく好きだった。でも、2005年くらいだったろうか、あるとき行ったら、駅近辺の鉄道ガード工事の影響で、跡形もなくなってしまっていた。どっかに移転したなら知りたいけど、きっともうどこにも無いんだろうなぁ・・・。


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2002年08月16日

2002年頃の西武池袋線椎名町〜石神井公園の古書店

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。古い情報ですので、あくまで過去の記録として見てください。たぶん行っても今は無い本屋が多いと思います。

椎名町

春近書店(豊島区長崎1-5-2)
駅北口にある。私が行ったときは閉まっていた。白っぽい学術書を扱っているとのこと。(2002.8.16)

みのる書房(豊島区長崎2-3-18)
駅北口から東長崎方向へ約5分歩くとある。一般書中心で本の量も多くはない。学術書はどっかの大学のテキストに使われていたようなものが少しだけある。専門書を探している人は行く必要なし。(2002.8.16)

東長崎

えばら書店(豊島区南長崎5-29-12)
未踏査。(2002.8.16)

湧泉堂書店(豊島区長崎4-7-17)
未踏査。(2002.8.16)

江古田

根元書房(練馬区栄町12-1他)
高円寺の古書展にもよく出店している店。この店は江古田に3店ある。本店は、南口から西方向へ神社の境内を越えていった先の踏み切り際にあるが、倉庫化していて、本を買うことはできないようだ。行くべきは北口店。ちょっと値段は高いが、古い本・黒っぽい本がたくさんおいてある。また日大芸術学部の前にも店があり、そちらは日大芸術学部の学生にターゲットをしぼり、芸術関係の本が多くおいてある。(2002.8.16)

山本書店(練馬区旭丘1-72-5)
江古田駅南口すぐ。文庫が結構沢山おいてある。学術書も多いが、歴史関係のめぼしいものはあまりない。(2002.8.16)

ブックオフ江古田店(東京都練馬区栄町2-12)
江古田駅南口、千川通りそば。歴史関係はあまりないが、学術書はブックオフにしては多いほうである。(2002.8.16)

落穂舎(※閉店)
ブックオフの近くにあり、哲学・思想関係を中心に、新しい学術書がたくさんおいてあって、結構いい店だったのだが、閉店。通販専門に移行して、ホームページで営業している。(2003.5.3)

練馬

一信堂書店(練馬区豊玉北5−3−10 )
店内の本の量はすごいが、よく整理されておらず、床に積み上げられているので、見れない本が多い。歴史書は学術書・資料物ともに扱っているが、値段は高め。(2002.8.16)

古本・遥(練馬区豊玉北)
一信堂の通りをもう少し先へ進んでいくと右側にある。小さい店で本の量は多くはないが、個性的な品揃えで、きれいな本が多い。東京関係や映画館系の本が多い。値段は高め。(2002.8.16)

石神井公園

石神井書林(練馬区石神井町6-8-3)
モダニズム関連の本を集めている有名な店。年に数回目録を発行している。目録は見たことがあるが、店には行ったことはない。(2002.8.16)

きさらぎ文庫(練馬区石神井町3-20-13)
『全国古本屋地図』には「黒っぽい本がびっしり」と書かれているので、期待して行ったが、店においてある本の数は多くはなく、しかも値段が高い。たしかに歴史関係の資料物など専門的なものがいくつも見受けられたが、値段は神保町並、もしくはそれ以上である。(2002.8.16)

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2002年頃の西武新宿線下落合〜武蔵関の古書店

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。古い情報ですので、あくまで過去の記録として見てください。たぶん行っても今は無い本屋が多いと思います。

西武新宿線沿線の古本屋の中で、行ったことのある古書店を記憶をたどって列記します。この沿線はあまりいい古本屋はないのですが。

下落合

文学堂書店(新宿区上落合2-10-13)
大正4年創業の老舗で、目録販売で有名な店。国文・歴史関係の古い本がどっさりとあるが、値段も結構高い。店に入ると、店主が「何を探しているのか」と聞いてくる。早稲田の学生であることを告げると、店主に「誰に学んでいるのか?」と聞かれた。数人の恩師の中でも、比較的有名な某先生の名を告げたが、どうも知らなかったようで、「早稲田で教えてた先生では、大久保利謙先生とか、柳田泉先生とかはよく来てくれたけど・・・」と言われたのには絶句した。店主はいい人だったが、貧乏学生にはあまり縁のない店。いい本・ほしい本は沢山あるが、安い掘り出し物はない。(2002.8.16)
南洋堂書店(新宿区下落合4-25-17)
下落合駅から坂をのぼり目白通りまで歩くとある。椎名町・目白からでも歩けるが、3駅どこからでも遠い。しかも古い一般書中心で、歴史関係のめぼしい本は期待できない。(2002.8.16)

中井

西武書房(新宿区上落合2-21-11)
社会科学・一般書を扱っているらしいが、私が行ったときは閉まっていた。(2002.8.16)

千年堂書店(新宿区西落合2-7-22)
目白大学の近くにあるらしいが、映画・ファッション専門とのことなので、未だ一度も足を運んでいない。(2002.8.16)

新井薬師前

文林堂書店(中野区上高田3-41-6)
大正時代から続く歴史のある店。店は広くはないが、扱うジャンルは幅広く、漫画やエロ本から、学術書・資料物まである。研究書のなかにはめぼしいものもあり、値段も高くはない。(2002.8.16)

沼袋

訪書堂書店(中野区沼袋3-32-6)
古書即売会などでも見かける店。店は小さいが、学術書・資料物が店じゅうにつまっている。値段も高くはない。私は『山本権兵衛と海軍』を函なし2000円で購入。(2002.8.16)

天野書店(中野区沼袋2-30-7)
店のつくりは結構立派。図書館などによく納品するとのことで、品揃えもよく、研究書・資料物も豊富。しかし、値段が高い。(2002.8.16)

野方

アカシヤ書店(中野区野方6-18-13)
囲碁・将棋関係の本で全国的に有名な店で、神保町にも店を出している。歴史関係の本も結構置いてあり、値段も高くはない。一応要チェックの店。(2002.8.16)
※追記:荒川治久氏からの情報によると、2003年4月末で閉店したとのことです。残念。荒川様、情報ありがとうございました。

ブックオフ中野野方店(中野区野方 6-12-5)
小さいブックオフなのであまり期待できない。(2002.8.16)

都立家政

草木堂書店(中野区若宮3-6-13)
行ってみたが、どうやら店売りはやめた模様。(2002.9.15)

大村書店鷺宮店(中野区鷺宮3-9-24)
この店は下井草に本店がある。一般書中心だが、歴史物もあり、特に軍事関係のものが多い。他に、床に平積みになっている黒っぽい本がたくさんあったが、未整理なのか即売会用の商品なのかわからないが、紐で縛られていて見ることはできない。店売りの商品にはあまり期待できない。(2002.9.15)

鷺ノ宮

うつぎ書店(中野区白鷺)
文学関係の黒っぽい本が多く並べられており、一瞬いいものがありそうな気がするが、歴史関係のものにはめぼしいものがなかった。(2002.8.16)

鷺乃書房(中野区鷺宮3-15-9)
新刊書店だが、奥に少し古書があるとのこと。未踏査(2002.8.16)

下井草

大村書店本店(杉並区下井草3-39-19)
古書店などにもよく顔を出している店。都立家政に支店がある。一般書が中心だが、軍事史関係を中心に歴史物も隅の方に置いてある。値段は普通〜少し高め。(2002.8.16)

井荻

山桜書房(杉並区下井草5-11-8)
未踏査だがコミック・文庫中心とのこと。(2002.8.16)

上井草

上井草には古本屋はどうやらないらしい(もしあるのを知ってたら教えてください)
しかし、早稲田大学ラグビー蹴球部のグランドがあるので、私は何度か足を運んでいる。これからも運ぶことがあるだろう。
誰か、上井草で古本屋を開業してもらえないものだろうか。そうすれば、ラグビー見た帰りに寄れるのに。(2002.8.16)

上石神井

碩文堂書店(練馬区上石神井1-5-8)
店内はきれいに整理されている。文庫・新書が中心だが、一角には歴史関係の学術書・資料物も置いてある。しかし、値段が高すぎる。『義和団事件と明治国家』が18000円とか。文庫・新書もだいたい定価の半額である。この立地で、この値段、果たしてやっていけるのか疑問である。(2002.8.16)

ノア書房(練馬区上石神井1-22-17)
碩文堂書店のある通りから、一本西に入った通りにある。店は小さいが、本はぎっしりつまっている。歴史・思想関係の本も多かったが、私が行ったときにはめぼしいものはなかった。(2002.9.15)

武蔵関

たんかく書房(練馬区関町東2-13-3)
店は結構広い。比較的新しい学術書や資料物が置いてあり、なかなかの品揃えである。新書も多い。中山茂『帝国大学の誕生』を200円で購入。(2002.8.16)


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