2002年08月06日

2002年頃の荻窪の古書店

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。古い情報ですので、あくまで過去の記録として見てください。たぶん行っても今は無い本屋が多いと思います。

荻窪の古書店は、北口と南口にそれぞれあるが、いい本のあるのは南口の3軒だけである。

北口

荻窪書房(杉並区天沼3-31-34) 
2年位前に一度行ったことがあるが、一般書中心で、学術書には見るべきものが全くなかった。駅から遠いこともあって、それ以来一度も行っていない(2002.8.16)

新興書院(杉並区天沼3-3-9) 
15:00開店とのことだが、いままで何回も足を運んで一度も開いてたことがない。本当に営業しているのか?情報求む。(2002.8.16)
※追記:通りがかりの古本好きさんが掲示板に書いてくださった情報によれば、「荻窪の新興書院は本当に営業していますよ。一時期閉まっていたみたいですが、いまは夕方に行くとやっています。」とのことです。通りがかりの古本好きさん、どうもありがとうございました!(2002.9.7)
※再追記:納豆吉さんが掲示板に書いてくださった情報によると、2004年2月初頭にはすでに閉店してしまっていたとのことです。納豆吉さん、情報ありがとうございました!(2004.2.21)

ブックオフ荻窪店(杉並区天沼3-3-3) 
結構広めのブックオフ。本の量は多いので、掘り出し物もあるかもしれない。しかし、所詮はブックオフなのであまり期待しないように。(2002.8.16)

象のあし(杉並区上荻1-24-19) 
駅北口、青梅街道を西へ向うとある。有名な自由フォーラムチェーンの一つ。このチェーンは、雑誌を扱っていることが特徴。またサブカル系に強く、思想関係の学術書が比較的多いが、この「象のあし」は思想系はそんなに多くない。(2002.8.16)

南口

ささま書店(杉並区荻窪4-31-11) 
ここは荻窪最強の店である。店頭の100円均一にも時々掘り出し物が出ていたりする。学術系の文庫・新書の品揃えもよく、特に中公文庫は充実している。歴史関係も、研究書・資料物ともに充実している。値段も比較的安いものが多いが、高いものもある。商品の回転がわりと早いほうなので、いいものを見つけたら早めに買った方がいい。数年前から棚に残っている雑本もあるけれども・・・。(2002.8.16)

岩森書店(杉並区荻窪5-21-11) 
ここは荻窪二番手。資料物にはあまりお目にかかれないが、比較的あたらしい研究書がよく入る(2002.8.16)

竹中書店(杉並区荻窪5-21-12) 
ここは荻窪三番手。研究書・全集物が多く、中には珍しいものもある。難点は値段が少々高いこと。ただし、研究書の中にはまれに安い品もあるのでくまなくチェックすることが必要。(2002.8.16)

竹陽書房(杉並区荻窪5-16-7-210) 
ここは、高円寺の竹岡書店の親戚とのことだが、竹岡書店同様、店内は全く整理されていない。しかも、竹岡の方はまだ店が広いからいいが、こっちは超狭いので最悪である。学術書も少しはあるが、歴史関係はほとんどないので、取り立てていく必要はないと思う。(2002.8.16)

常田書店(杉並区荻窪5-25-1) 
1年ほど前に新しく出来たらしいが未だ一度も行ったことがない。怪奇・幻想文学を扱っているとのこと。(2002.8.16)

古書銀河(杉並区荻窪5-19-18) 
店は小さく、扱っているのも文学書ばかりなので、歴史研究者は行く必要はない。(2002.8.16)

杉並書林(杉並区荻窪5-1-12) 
駅から結構遠いので一度も行かないうちに、どうやらつぶれたとのこと。噂なので確認していないが・・・。(2002.8.16)

荻窪さかえだ書店の本を愉しむ人々

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2002年08月05日

2002年頃の武蔵境の古書店

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。古い情報ですので、あくまで過去の記録として見てください。たぶん行っても今は無い本屋が多いと思います。

武蔵境には昔、学術書を扱う古本屋が結構あったらしい。しかしその中で今のこっているのは、境南堂一店のみである。

境南堂書店(武蔵野市境南町3-11-13) 
駅南口を出て、イトーヨーカドーの南側の道を西に進んでいくと、ひなびた古い商店街にあたり、その入り口付近にある。まさしく老舗という感じで、店頭には10年以上前から並んでいそうな岩波新書がたくさんある。店内も古い本ばかりかとおもいきや、けっこう新らしめの文庫も見られて、それなりに商品は回転しているようである。学術書も古いものが多いが、めぼしいものはあまり見受けられなかった。しかーし、なんと原敬日記の福村版が2万円で売っている!私はすでに持っているので買わないが、探している人はいますぐ、武蔵境へダッシュ!他に、『杉山メモ』2冊で5000円、『本庄日記』3000円、『日露戦争史の研究』2800円とかなり安い本がちょっとだけあったが、それ以外には特筆するものは見受けられなかった。しかし、今並べた本の価格を見てもわかるように、たまには掘り出し物に出会えるかもしれない。(2002.8.5)

ブック・アイランド(武蔵野市境南町2丁目1−6) 
駅南口、交番の前の道を東へ進むとある。一見、たんなる新古書店だが、近くの大学の教科書として使われたと思われる学術書がいくつか見受けられるので、ちょっと覗いてみてもいいかもしれない。(2002.8.5

ブック・エイト(武蔵野市境1丁目4−5) 
駅北側にあるが、店は小さく、文庫と漫画とCDのみ。行く必要なし。(2002.8.5)

なお、武蔵境にはファーストフード店は豊富にあるが、いい食物屋がない。きちっと飯をたべたい人は、ここで食べようなどとおもって来ない方がいいです。


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2002年07月21日

2002年頃の軽井沢の古書店

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。古い情報ですので、あくまで過去の記録として見てください。本ページで紹介しているりんどう文庫は佐久に移転してしまいました。

昔は大学院の夏合宿は必ず軽井沢の追分セミナーハウスでやっていた。しかし、信越線の廃止や、伊東に新しいセミナーハウスが作られたこともあって、今では伊東が恒例の場所になってしまった。だが、そのことで残念なのが一つだけある。それは何かというと、「りんどう文庫」にいけなくなってしまったことである。軽井沢はいうまでもなく有名な別荘地である。その別荘に住んでいた学者や文化人たちの蔵書が、この書店には入ってきている。つまり、古い学術書がたくさん置いてあるのである。当然、掘り出し物が多い。そのりんどう文庫に行けなくなった事だけが、心残りである。

りんどう文庫(北佐久郡軽井沢町東22-1)
軽井沢駅から北に歩いていくとある。喫茶店や骨董品展も兼営している。店内はとにかくすごい。本の山である。しかも古くてきたない本だらけである。時間をかけて隅から隅までみればいろいろ出てきそうな気配である。また、さらにすごいのが、数年前にできた100円均一本の店舗。戦前の古い本から何から、掘り出し物がたくさんある。一例として、かつてここで100円で買った本をいくつか並べてみよう。
馬場恒吾『伊藤博文』、安藤正純『仏教事物問答五百題』(明治31年刊)、渡辺幾治郎『明治天皇と明治の建設』、渡辺幾治郎『明治維新と現代日本』、杉村広太郎『新聞の話』、柳田国男『都市と農村』、平尾道雄『竜馬のすべて』、富田高慶『報徳記』、下田歌子『婦人文庫礼法の巻』、丸山鶴吉『七十年ところどころ』、佐野学編『明治文化の研究』、波多野精一『西洋哲学史要』、吉田精一『近代日本浪漫主義研究』、鈴木安蔵『明治維新政治史』
これらは、値段のつけられているものもあるので、100円ではないのではないかと勘違いする人もいるようだが、100円均一の部屋にあるものは値段がついていようがいまいが、すべての商品が100円均一なので勘違いしないように。かつてこれで勘違いして、いい本を買いそびれた人がいるので。
こんな本屋は、東京には存在しない。軽井沢だからできるのである。とにかく、軽井沢に来た人は、絶対に覗くべき本屋である。(2002.7.21)



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2002年頃の高崎の古書店

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。古い情報ですので、あくまで過去の記録として見てください。たぶん行っても今は無い本屋が多いと思います。

2002年の大学院近現代史ゼミの夏合宿(軽井沢)の帰り、高崎の古本屋を車で回った。といっても自分で運転したわけではなく、大学院の北浦康孝氏に運転してもらったのだが・・・。東京―軽井沢の往復を一人で運転した北浦氏は相当な疲労だったと思う。この場を借りてお礼申し上げます。
また、高崎では、我が人生の師である松井慎一郎先輩に合流していただき、市内の古書店を案内していただいたた。松井さん、どうもありがとうございました。

みやま書店(高崎市新町7-10)
ここは今から6年前、私が大学院に入りたての時の夏合宿の帰りに、駅から歩いてきたことがある。なつかしい。6年ぶりの訪問である。東京の古書即売会などでも、よく出品している本屋である。一般書主体だが、学術書や全集ものなども割合多く揃っている。私は『歴史読本』の「明治・大正・昭和天皇紀」の特集号と『思想』の「近代の文法」の特集号(300円)を購入。高崎駅から歩いてもそう遠くないので、古書店めぐりが好きな方は訪問することをオススメする。(2002.7.21)

文京堂書店(高崎市桧物町49) 
みやま書店の近くにある。ここも6年前に来たことがあると、着いてから思い出した。店は一般書主体で、特にエロ本がたくさん積んであった。しかし、店の端っこの方には学術書も結構置いてあったりする。あまりめぼしいものはなかったが、同行の荒船俊太郎氏は『明治立憲制と司法官』を1000円で購入していた。(2002.7.21)

赤坂堂書店(高崎市赤坂町7-1)
ここは高崎では一番のオススメである。2年前にも松井さんにつれてきてもらったことがあり、その時1万円近く本を買い込んだ覚えがある。その中には矢田挿雲の旧蔵書も含まれていた。店内は広く、学術書から、一般書・文庫まで幅広く取り揃えており、本の量も多い。値段も東京に比べれば比較的安めである。今回は大きな買い物はしなかったが、NHK取材班編『金融小国日本の悲劇』『満州事変世界の孤児へ』と村上春樹・佐々木マキ『羊男のクリスマス』の文庫計3冊をそれぞれ200円で購入。(2002.7.21)

名雲書店(高崎市八千代町1-8-3)
この書店はものすごい。まるで博物館かと思わせるような品揃えで、幕末から明治にかけてのレアな本のオンパレード。ここまでレアなものが揃った本屋は、神保町にもないくらいである。店のつくりも高級感あふれていた。しかし、こんな高級店にもかかわらず、店にいたおばさんは、とっても物腰のやわらない、いい感じの人だった。宝くじでも当れば、店ごと買い占めたいくらいの品揃えだが、貧乏学生にはちょっと手がでない。いずれにせよ、一見の価値のある書店である。(2002.7.21)

高崎古書センター(高崎市上並榎町745)
JR北高崎駅の近く。センターの名に惑わされるが、小さくて古い本屋。午後3時ごろ行ったにも関わらず、店は閉まっていた。センターの名前に期待していくとちょっとがっかりするかも。(2002.7.21)

うさぎの本棚(高崎市高砂町33-1)
駅西口から北方向へ向っていくとある。しかし、行ってみると、「インターネットで本を販売している」という旨の張り紙がしてあり、閉まっていた。店売りはやめたのだろうか?松井さんの話では、一般書中心の本屋とのこと。(2002.7.21)

なお、高崎の本屋は、どの店も郷土史関係の品揃えがよかった。高崎・群馬関係の本をさがしている人は、問い合わせてみるといいかもしれない。



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2002年06月08日

杉並書友会(西部古書会館)

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。

本当はこの日、私はある学会に出席する予定だった。しかし、今抱えている仕事があまりにいそがしく、家でやらなくてはとても終わらないために急遽学会出席を中止し、家で作業することにした。しかし、私的な時間を潰して仕事をするのは腹の立つことである。ストレスがたまった私の足は、気がつくと高円寺へ向いていた。(2002.6.8)

井口駒北堂『白楽天詩集評釈』 200円
明治40年刊行の文庫本サイズの小型本。この井口駒北堂なる人物がいかなる人物なのか私はまったく知らない。最近漢文はようやく読めるようになってきたが、漢詩は全然理解できないので、勉強しようと思い買った。
田村紀雄『鉱毒農民物語』 300円
朝日選書。ちょうど、ある出版社から足尾鉱毒事件に関する短文の執筆を頼まれていたので購入。締め切り今月末なんだけど、まだ全然書いてない・・・。
広岡裕児『一等国の皇族』 700円
2001年発行の本で、ちょうどほしいと思っていた本だった。著者は歴史研究者ではなく、フランス在住のフリージャーナリスト。なので、使用史料が一般的なものにとどまっている嫌いはあるが、外国の文献は多用されている。そしてなによりも、文章が歴史研究者のような無味乾燥なものではない。私も文章を書くとき気をつけなくては。どうしても平板になりがちなので。
波多野勝『裕仁皇太子ヨーロッパ外遊記』 300円
これも丁度欲しかった本。定価は1800円。それが300円は安い。しかし、皇室物は歴史書としては比較的定価の安いものが多い。やはり皇室物は売れるのであろう。
渡部義通『猫との対話』 100円
猫の歴史や、猫に関する民俗などを取り扱った本。面白そうな本だ。
須山幸夫『明治天皇の御聖徳』 400円
明治天皇関係は集めているので購入。この著者が何者なのかはよく知らないが、渡辺幾治郎先生の弟子らしい。渡辺先生の序文が付されている。
日本近代思想体系『歴史認識』 800円
これは激安です。他の巻もこれくらいの値段で出ないかなあ。
立作太郎『米国外交上の諸主義』 300円
立作太郎は有名な国際法学者。よく南京大虐殺の論争で、彼の法解釈が、当時の代表的な解釈として引用されている。
長井実・田中英一郎『先帝と居家処世』 1500円
これは今回買った中で一番高かった本。といっても1500円だけど。「先帝」は明治天皇のこと。大正元年11月の刊行。明治天皇の高い人格がいったいどのように形成され、どのような言行として表れたかということを述べた本。礼賛本であるには違いないけど、礼賛の仕方がおきまりのパターンと少し違うようで面白そうなのと、これまで一度も見たことの無い珍しい本のため、ちょっと高かったが購入。
平井叡『明治天皇興国史』 500円
全900頁の大冊。しかし内容的には大したものではない。
今井登志喜・太田瑞穂・藤崎鹿堂『明治大帝御偉業史』 300円
こちらも1100頁以上ある大冊。これも内容的には大したことないが、政治家たちの明治天皇に関する思い出話がいろいろ出ているのは多少いいかも。
総理府恩給局『恩給制度史』 300円
明治以来の恩給制度の発達についてまとめた本。300円は安い。普通は5000円ぐらいはする本である。
遠山茂樹・安達淑子『近代日本政治史必携』 300円
これが今回手に入れて一番うれしかったもの。神田だと4000円ぐらい、ひどい店だと1万円近い値をつけてたりする。昔の研究者はみんなこういうのをノートに自分で作っていたらしい。大変だったろうなあ。
吉村昭『関東大震災』 100円
文春文庫。特に欲しい本ではなかったが、100円ということで購入。
伊東孝『日本の近代化遺産』 100円
これは欲しかった本。定価出してもいいと思っていたくらい。嬉しい。
河合栄治郎編『学生と先哲』 300円
前回、高円寺展で河合の本を一括して13冊買ったので、以後河合の著作を集めることを決意。ただし基本的に300円以下でのみ購入することとする(一部の大冊は除く)。急いで必要なものではないので、気長に集めようと思う。河合の本は戦前の学生にものすごい売れたので、集めやすいことだろう。

今回の購入は16冊、6500円。1冊あたりに直すと約406円。前回よりは若干高くなったが、それにしても安い。同じものをもし神田で買ったら、何倍の値段がすることだろうか。誰か試してみてほしい。もちろん、それにかかった経費はお支払いしません。


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2002年05月19日

2002年頃の立石の古書店

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。古い情報ですので、あくまで過去の記録として見てください。たぶん行っても今は無い本屋が多いと思います。

2002年5月19日(日)、千葉県白井市で白井市制施行記念招待試合として、早稲田大学対慶応義塾大学のラグビーの試合が行われた。ラグビーマニアの私ははるばる白井まで応援に行った。試合は108-17という、これほどの差は見たことないというほどの差で早稲田が勝ったが、慶応に何か覇気がまったく見られず、早稲田も大量点はしたもののミスの多い大味な試合で、あまり面白くはなかった。試合に不満が残った上に、白井まで行くのにつかう北総ナントカ鉄道というのがやたら電車賃が高く、、京成高砂から先だけで800円以上もかかった。そんなわけで、この不満を解消するには古書店しかないと思い、帰りに立石で途中下車し、タウンページをめくって古本屋を探して、回ってみた。北口3件、南口に1軒の古本屋があった。場所柄、学術書はあまり期待できないが、下町風情を感じるついでに行って見るのも一興であろう。

立石書店(葛飾区立石7-21-1)
北口にある古書店で、昔ながらの古書店という感じの店。扱うジャンルは幅広く、学術書・一般書・マンガ・エロ本と幅広く取り扱っている。歴史書も量は多くはないがおいてある。値段は少し高めである。この書店はたまに古書展に出品しているのを見かけることがある。何も購入せず。(2002.5.19)

TOKIOブックチェーン 立石店(葛飾区立石4-25-2)
駅北口にある一般書店。マンガとエロ本が店の大部分を占めており、 文庫とハードカバーの一般書が店の4分の1から5分の1ぐらいのスペースに置かれている。したがって品揃えには期待できない。値段は本ごとにつけられているのではなく、定価によって割り振られている。2001円〜3000円の定価のものは700円で販売、という具合。したがって、学術書などがたまたまあれば(期待できないが)お買い得だが、文庫本などは少し高く感じるかもしれない。私は添谷育志『現代保守思想の振幅』を700円と、村松梢風『川上音二郎』を上下2冊で300円で購入。(2002.5.19)

ブックスU(葛飾区立石4-26-11)
こちらも駅北口にある一般書店。店は小さい。文庫・新書・一般書のみ。私は村上春樹の文庫を1冊150円で購入。店主はとても感じのいい人だった。(2002.5.19)

岡島書店(葛飾区立石1-6-11)
駅南口から四ツ木方向へ、奥戸通り沿いにある。下町では珍しく、戦前から続く由緒ある本屋とのこと。店も、まさに昔ながらの古本屋、という感じの本屋であった。なお、北口の立石書店は、岡島書店の支店とのこと。歴史関係書もめずらしいものがいくつか見受けられたが、値段は高めである。私は、店の端っこのほうに、『田岡嶺雲全集』の第1巻が2800円の値をつけられているのを発見し、速攻で購入を決めた。店のおじさんは、なぜか値段をじーっと見つめたあと、「2500円です」と言った。鉛筆で値段が2800円と書いてあるのに、負けてくれたのか、それとも見間違えたのか、おそらく前者だと思うが、もし後者だとまずいのでだまって2500円払って購入した。『田岡嶺雲全集』は売れ行きが悪くて途中で刊行が中止されたこともあって希少本の部類に入り、現在では古書店でも結構高値で取引されていることが多い。さきほど『日本の古本屋』で検索してみると、12000円で売っている本屋が2件もある。一番安く売っているところが2500円で、私の購入価格と同じだが、ネットのそれは、背表紙のクロスが剥げているもののようである。そんな汚本ですら、2500円もする本なのである。私が買った本は、10年以上棚にあったと思われ、数ミリのホコリが上にかぶっており、店主がブラシで一生懸命落としてくれた。こういう掘り出し物に出会えるから、地方の古書店めぐりは止められてないのである。立石の収穫というべきはこの1冊のみであったが、これ1冊あっただけでも来た甲斐があったと思う。(2002.5.19)

岡島書店は立石と四ツ木の中間あたりにあるので、もう四ツ木まであるいてしまおうと思い、途中のイトーヨーカドー四ツ木店の地下で夕飯を食べ、少し休んだあと、四ツ木まで歩き、家に帰った。途中の町並みがやはり下町を感じさせる町並みでなんともいえずよかった。立石の古書店は岡島書店を除き、エロ本が沢山おいてあるのが特徴的であった。やはり、一般書だけではやっていけないのであろう。店舗存続のためにエロ本をどんどん売って、その利益で、学術書もちょっとは仕入れて、下町古書業界の火を灯しつづけてほしいものだ。


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2002年05月04日

高円寺展(西部古書会館)

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。

どうして土曜になるたびに、足が高円寺に向いてしまうのか。本はもう家に収納しきれないほどであるのに。読む方も全然追いついていないのに。やるべき仕事が山積しているのに・・・。(2002.5.4)

伊藤隆『近衛新体制』 100円
中公新書。この新書はよく見かけるけど、伊藤隆『昭和初期政治史研究』『昭和期の政治』『続昭和期の政治』などの本はなかなかないし、あっても高い。購入したいと思いつつ、安いのを探しているうちに数年がすぎてしまった。『昭和初期政治史研究』は復刊されたから、そろそろ安いのが出回ってもおかしくない頃だと思うが・・。
飛鳥井雅道『幸徳秋水』 100円
中公新書。飛鳥井氏の本は非常に面白くて個人的に好きなのだけれど、実証的に詰めの甘いところが間々見られるので、読む際には注意が必要。まあ、もともとは歴史畑の人じゃないので仕方ないかもしれないが。そういえば、遺作となった『中江兆民』はまだ買ってない。どっかで安く出ないものか。
吉野作造『明治文化研究』 300円
これは昭和22年の初版。明治文化研究会に興味があるのと、300円と安かったので購入。岩波から出た吉野の選集はいずれ手に入れたいと思っているが、なかなか値が高くて買えないでいる。
田岡嶺雲訳『和訳東莱博議』 500円
明治45年刊行の本。東莱博議とは宋の呂東莱という人の史論集だが、それに興味があったのではなく、訳者の田岡嶺雲の方に興味があったので購入した。田岡嶺雲は全集が1・2・5巻しか出ないまま中絶してしまったのが大変残念である。私は5巻しか持ってない。1・2巻も欲しいが、高い値が付けられているのでなかなか手が出ない。田岡は他にも荀子や戦国策等多くの漢籍の和訳を行っている。
柳瀬尚紀編訳『猫文学大全』 500円
うちの猫があまりにかわいいので、最近猫関係の本を集めるようになった。くだらないエッセイ類はかわないけど、猫文学の研究書や、歴史関係の本を中心に集めている。といってもまだ10冊にも達してないけど。
岩倉規夫・大久保利謙『近代文書学への展開』 1500円
近代文書学の先駆的著作である。今日においてもまだ近代文書学というのは確立されていないといえる。この本は20年前の本だが、20年前の定価で7800円である。今でもそうだが、文書学・史料学の本はべらぼうに高いものが多い。おそらく売れないからだろうけれども・・。しかし具体的書名は挙げないが、国立史料館の研修でテキストに使うような本はある程度は売れるのだから、もう少し安くしてもいいと思うのだが。
渡辺幾治郎『一般史』 300円
すでに2冊持っているが以前買った値段より安かったので買い占めた。
明治天皇聖蹟保存会『明治天皇聖蹟 大阪行幸東京行幸之巻』 1000円
この本は和綴じの写真集でめちゃくちゃ重かった。冒頭に尾佐竹猛の解説あり。
河合栄治郎『欧州最近の動向』『学生生活』『第二学生生活』『大学生活の反省』『学生に与ふ』『書斎の窓から』『自由主義の擁護』『社会思想と理想主義』『学問と政治』『英国労働党のイデオロギー』『教壇生活二十年』『自由主義の歴史と理論』同編『学生と芸術』  300円×13冊
河合栄治郎の著作はしばしば古書店で見かけるが、これほどまとまって安値で出ているのは初めて見た。どうやら同じ人の蔵書であるらしく、どの本にも末尾に購入した日が記入されており、ほとんどが1946〜1948年に、神田もしくは芝で買われたものであった。おそらくその頃に青年時代をすごした人が最近亡くなり、蔵書が流出したのであろう。私は河合の著作しか買わなかったが、同じ棚には木村健康とか西田幾多郎とか田辺元とか出隆とかの同じ頃の本が並んでいたので、間違いないと思われる。このうち『学生に与ふ』の末尾には「私たちの最初のクリスマスの日に/百合子/博様」と記入されており、1946年12月25日に妻もしくは恋人から、博という人が贈られた本らしい。本の間には「ゆり子」の書名の入ったクリスマスカードが入っていた。もう50年以上も前の恋は、その後どうなったのだろうか。この本が処分されたのは、夫婦二人とも亡くなったからなのだろうか、それともその恋人とは別れ本だけを思い出にとってあったのか、などいろいろ想像してしまう。まさか百合子さんが博さんにこの本を贈った際には、50年以上も先にこんな形で他人がそのメッセージを読むなんて想像だにしなかったであろう。50年前の恋とその後の人生についていろいろと考えていると、なぜか涙が出てきそうになった。どうしてだろう。
河合榮治郎に関しては先輩の松井慎一郎さんが少し前に評伝として『戦闘的自由主義者河合榮治郎』を社会思想社から刊行なさったので、興味ある方は是非読んでいただきたい。私も書評を『ヒストリア』という雑誌の2002年4月号に載せたので、ご参考までに。実は丸1日で書き上げた書評なのですが。

今回の購入はなんと21冊、8100円。1冊あたりに直すと約380円。恐るべき安さではないか!
しかし、河合栄治郎の13冊がひびき、おまけに『明治天皇聖蹟』もでかくて思い写真集だったので、持ち帰るのが大変だった。肩が痛くなってしまった。


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2002年03月27日

2002年頃の代々木上原の古書店

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。古い情報ですので、あくまで過去の記録として見てください。たぶん行っても今は無い本屋が多いと思います。

代々木上原には1軒だけ古書店がある。1軒だけだし、特にすぐれた本屋というわけでもないので、別に紹介する必要もないかとも思ったが、非常に強烈な印象が残った本屋なので、あえて紹介する。

マコト書房(渋谷区上原1-19-6) 
駅南口から5分ほど歩いた場所にある。古い店で、老人の店主が一人、飯を食いながら店番をしていた。店内にある本はどれも古い本ばかりであったが、一般書がほとんどだった。しかし、学術書や資料物もわずかながら置いてある。目に付いたのは、高いところにおいてある『村山龍平伝』。この店は値段をシールで張って示しているのだが、この本はシールが表の見えるところについてなかったので、店主の老人に「あの村山龍平伝はいくらですか」と聞いてみた。店主は床に積んである本の上に乗っかって、高い場所にあった村山龍平伝を取って私に渡した。値札シールが裏側についていて。「2800円」と書いてある。2800円は相場からすれば安いが、2000円でなくては買うまいと以前から思っていたので、いらないと思い店主に本を返すと、「なんだ!高いところからわざわざ取ったのに買わないのか!」とお怒りの様子。こっちも内心「別に誰もとってくれなんて頼んでない。値段を聞いただけなのに」と思いムッとしたが、一応口では「いえ、値段がわからなかったものですから・・・。わざわざ取っていただいたのに、すみません」と丁寧に謝った。すると老人は「2000円なんて安いのに!何で買わないんだ!」とまた文句を言う。なので私は「いえ、2000円じゃなくて2800円と書いてありますよ」というと、店主は値札をジーっと見つめて、「あ、本当だ。2800円だ」と言って数秒考えこんだあげく、「2000円なら買うのか?」という。2000円なら私のほうも喜んで買うつもりだったので、「ええ、2000円なら買います」というと、「じゃあ、2000円でいいや」といって、2000円に負けてくれた。最初は老人の態度にムッとした私も、なるほど、悪意があるわけじゃなくて、こういう癖のある頑固店主なんだな、と納得した。それにしても値段を間違えたり簡単に負けたりなんていい加減な店だと思って店内を見てみると、どの商品も適当に値段をつけたとしか思えないものばかり。相場より異常に高かったり安かったり、めちゃくちゃな値付けである。改造社から戦前に出た『三宅雪嶺集』など50円の値がついていた。既にこれは2冊もっていたが、50円なら買わない手はないと思い、これも購入。前に買ったときは500円だったので、10分の1の値段で購入したことになる。しかも並制本のほうではなく、天金本の方だった。普通店の方がお礼をいうだろうに、なぜか私のほうが「どうもありがとうございました」といい、お金を払う。しかし、不快感は全くなかった。この古書店はおそらくこの老人店主の道楽でやっている店なのだろう。そして利益はおそらく度外視しているのだろう。そしておそらくこの老人が死ねば、この店もなくなってしまうのだろう。ちなみに、この村山龍平伝、何年間も棚に並んでいたらしく、頭の部分にかかっているホコリが半端じゃない量だった。(2002.3.27)



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2002年頃の祖師谷大蔵・成城学園・喜多見の古書店

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。古い情報ですので、あくまで過去の記録として見てください。たぶん行っても今は無い本屋が多いと思います。

世田谷区には教養のある人が多いのだろうか、なかなかいい古本屋が多い。町の古本屋のようななにげない店にも、時にいいものがあったりするので目がはなせない。また値段も高くない。新宿区在住の私はめったに行くことはないが、定期的に回ればきっといい本があるのだろうと思う。

祖師谷大蔵
祖師谷には、駅の北口に2軒、南口に2件ある。

ツヅキ堂祖師谷店(世田谷区砧6-29)
駅を南に少し歩いたところにある。ツヅキ堂は東京西部に数軒の店舗を持つチェーン店。当然ながら一般書ばかりだが、この祖師谷店は、歴史系の一般書(特に戦記ものが多い)が置いてあるので、チェックしてもいい店。しかしながら、あくまで一般書であり、学術書は少ない。歴史ものは買わなかったが、村上春樹の文庫を100円で4冊購入。(2002.3.27)

文成堂書店(世田谷区砧8-7-17)
ツヅキ堂のすぐそばにある。こちらはツヅキ堂とうってかわって、学術書や古い本でうまった古書店である。歴史系統のものも相応にあるが、値段は安くはなく、とりたててほしいものもなかったので、何もかわなかった。(2002.3.27)

祖師谷書房(世田谷区祖師谷5-1-28)
駅から北方向へ伸びる商店街をずーっと進んでいった左側にある。駅からは結構遠い。店は教育史関係の研究書・史料が充実しているが、値段は高め。政治史・思想史などの本はあまりない。(2002.3.27)

田久保書店(世田谷区祖師谷3-24-1)
駅から、線路沿い北側の道にそって成城学園方面に歩いていくとある。店は小さいが、歴史関係の学術書・資料も結構置いてある。値段は高いものから安いものまでいろいろ。ちょっとのぞいてみてもいい店。(2002.3.27)

成城学園

キヌタ文庫(世田谷区成城5-14-6)
成城学園には古書店はこの1軒しかないけれども、小田急線沿線の古書めぐりでは、豪徳寺・経堂とならんで、必ず訪問すべき場所である。扱う分野は幅広いが、歴史書も充実しており、なかには黒っぽいものも見受けられる。文庫などは割合高めの根付けだが、学術書・資料ものなどは、比較的安めに付けられているものがおおい。私は数年前から山本茂『条約改正史』をほしかったのだが、神保町だと2万円近くするために、ずっと買い渋っていた。何年か前に大空社から復刻されたものの、それもやはり2万円近い定価だった。それがここでは12000円の値札がついて売られていた。12000円は神田などに比べれば充分安いのだが、それでももう少し値引きしてほしいと思い、交渉の結果10000円にしてくれたので購入することとした。店主の方が「これは本当はもっと高い本で、12000円はかなり安いんだよ」といいながら渋い顔をしていたのが印象的だった。どうもありがとうございます。他に、何ヶ月か前に出たばかりの井田進也『歴史とテクスト』『2001年の中江兆民』の二冊をそれぞれ3000円で購入。両方とも定価は6500円なので、2冊で7000円も得したことになる。前者には福沢の時事新報論説の認定論などが含まれ、後者にはさまざまな立場から兆民を論じたものが含まれており、ともに明治思想史を研究するものにとっては必読の文献だと前から思っており、どこかで安く売ってないかさがしていたところだったので、非常にうれしかった。『全国古本屋地図』には大繁盛で地域住民に親しまれていると書かれていたが、実際に来てみて納得した。他においてあったものでは『床次竹次郎伝』が7千円、井上雅二の『平民宰相・原敬』が2800円などがあった。後者はこの店で見るのが初めての本である。(2002.3.27)

喜多見
喜多見には長年の友人が住んでいて、何回か遊びに行ったときに、古本屋につれていってもらったことがある。駅の北口すぐのところと、駅の南口、狛江市に入ったところに一般書の店があったのを覚えているが、今店の名を思い出せない。いずれも学術書はおいていなかった。喜多見に用事があるのならともかく、取り立てて古書めぐりに来る必要のある場所ではないと思う。(2002.3.27記)



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2002年03月23日

中央線古書展(西部古書会館)

以下は、かつて管理人が公開していた「明治史研究のための古書店めぐり」に掲載していたものです。閉鎖にともない、このブログに転載しました。

また行ってしまった、西部古書会館。もう押し入れも満杯だし、買ってきてはいけないということはわかっているのだが・・・。そしてまた今日も両手に本を抱えてかえってくるハメに。中毒症状を呈しはじめているかも知れない。(2002.3.23)

『明治大帝御聖訓』 200円
明治天皇の御製に解説を加え、「臣民」の訓戒とした書物。どうでもいい本だが、明治天皇関係のものを集めているので購入。。
根義久校注『青木周蔵自伝』 1000円
1000円はちょっと高いかと思ったが、定価は2400円だし、美本だし、東洋文庫は高く売っていることも多いので購入。
野島幾太郎『加波山事件』 1000円
これも東洋文庫。定価2500円なので、少し高いかもしれないが、いつ失業するかもわからないので、買えるうちに買っておこうと思い購入。
八切止夫『道三殺しは信長か』 100円
ハチャメチャ史観で有名な八切止夫の著作。
維新史料編纂事務局『概観維新史』 500円
維新史料編纂事務局が『維新史』6冊を編纂したあと、一般向けの概説書として製作した本。結構古書店で安く見かける本だが、500円という安さで観たのは初めてなので購入。そういえば、『維新史』6冊も買って以来押入れに入りっぱなしだ・・ハァ・・。
『毎日新聞七十年』 500円
500円は安いと思い購入。内容はどの程度のものかは知らない。こういう買い方をするから、部屋が狭くなるんだが・・やめられない。
朝日新聞社編『大喪儀記録』 2500円
2500円はちょっと高かったかもしれないが、明治天皇の大喪についての記録。大正天皇の大喪は昭和天皇のそれとのからみでよく取り上げられるが、明治天皇のそれはあまり取り上げられることが少ない気がする。
『学習院百年史 第一編』 300円
これは第一編のみバラで出ていたが、明治期は第一編でことたりるので購入。
鵜崎鷺城『明治大正人傑伝』 500円
『薩の海軍・長の陸軍』などの人物評論で有名な鵜崎鷺城の人物評論集。雑誌に掲載されたものをよせあつめたもので、『朝野の五大閥』の改題版である。宮中に関するものなど、政治関係の貴重な論説が多く含まれている。かなりぼろぼろの本だったが、安いので購入。
『下田歌子先生伝』 500円
これもボロい本で函なしだったが、さすがに500円は安いので、購入。神保町だと1万円以上することもある。佐々木高行家の史料など、原史料にも多く当って記述されている。
猪野謙二『明治文学史』上下 1000円
これは美本で函つき上下2冊揃だった。定価で買うと8400円するので7400円引きで購入したことになる。

今回は分厚い本が多かったため、両手に大荷物を持ってかえることとなった。しかも帰りに、古書会館の隣のオリンピックで、妻から頼まれた買い物(全長70センチもあった)をして、さらに突如天から雹が降ってきたために、傘をささなくてはならず、ものすごい状態で帰らなくてはならなかった。手が4本必要なくらいである。しかも本がぬれるとまずいので、本をかばわなくてはならず、それがさらに苦しさを増幅させ、ほうほうの体でかえってきた。帰ってからしばらくは手が動かなかった。



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