大久保を語れば昔ばなしになる。
かつて、大久保は古書の町であった(少し大げさだが)。今のようにメジャーになる以前からブックオフがあり、そして新宿古書センターが「センター」の名に恥じない品揃えを誇っていた。その他にも小さな古本屋がいくつか存在していた。
しかし、いまやブックオフも、新宿古書センターも存在しない。そう大久保は古書店の廃墟になってしまったのである。今残るのは古書畸人堂一店のみ。しかしこれだけ周りがつぶれると、畸人堂の撤退も時間の問題かもしれない。
古書畸人堂(新宿区百人町2-9-14)
新大久保駅の北口を出たところにすぐ見える松屋の手前の道を進んでいくと、左側にある。店は半地下にあるので要注意。小さい店だが、漫画・文庫のような一般向けから、少し硬めの本まで幅広く扱う。学術書はすくないが、それでも歴史・思想関係の本でたまにいいものがあったりする。
オオクボ都市の力―多文化空間のダイナミズム
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