2016年03月07日

『早稲田大学史記要』第47巻発行

早稲田大学大学史資料センターより、『早稲田大学史記要』第47巻が発行されました。
『大隈重信関係文書』の年代推定や文書群の来歴に関する小特集が組まれているほか、展示報告も充実しており、大変興味深い内容になっています。ぜひお手にとって御覧ください。
なお、最近、早稲田大学関係では、早稲田大学編『大隈重信演説談話集』 (岩波文庫)や、大日方純夫著『小野梓: ─未完のプロジェクト』(冨山房インターナショナル)が刊行されていることも、併せてご紹介させていただきます。大日方純夫先生は現在大学史資料センター所長を務めていらっしゃいます。

【追記】その後、真辺将之著『大隈重信 - 民意と統治の相克』(中央公論新社が発売になりました。大隈評伝の決定版というべき内容です。


【目次:『早稲田大学史記要』47巻(2016年2月29日発行)】
〔巻頭文〕
大日方純夫「日本近代史のなかの早稲田大学教旨」
〔論文・研究ノート〕
檜皮瑞樹「四つの大隈銅像と政治家大隈重信」
〔小特集『大隈重信関係文書』完成記念―『大隈重信関係文書』編纂の成果と意義〕
友田昌宏「『大隈重信関係文書』の年代推定に関する覚書」
星原大輔「大隈文書の来歴と刊本・謄写資料について」
〔事業報告〕
データベース作成委員会「「社会運動情報資源データベース」の一部公開について」
高橋央「『大隈重信関係文書』編纂の経緯と成果」
〔展示等報告〕
檜皮瑞樹「2015年度春季企画展「学徒たちの戦場―戦後70年」
星原大輔「2015年度秋季企画展「大隈重信展―早稲田から世界へ」
〔早稲田大学百五十年史〕
廣木尚「編纂事業の進捗状況」
真辺将之「早稲田大学における編纂事業のこれまでとこれから―『早稲田大学百五十年史』にむけて」(全国大学史資料協議会東日本部会総会講演録)
〔大学史資料センター彙報〕
〔資料紹介〕
伊東久智「2014年度永里一義氏寄贈永里吉光旧蔵資料・図書」

大隈重信演説談話集 (岩波文庫)

岩波書店
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小野梓: ─未完のプロジェクト
大日方 純夫
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2015年12月31日

『近代史料研究』第15号

20151231_183540.jpg日本近代史研究会編集・発行『近代史料研究』第15号(2015年10月31日発行)

【目次】
 中野目徹・田中友香理『戦前期の内閣における「未済」閣議書―国立公文書館所蔵「未済書類」の分析を中心として―」
 長尾宗典「高山樗牛と雑誌『太陽』―博文館関係史料の検討を通して―」
 柴田知彰「昭和二十年代秋田県における行政委員会と事務局体制(上)」
 熊本史雄「第一次世界大戦後の外務省における対満洲関税政策―第一次幣原外交最初期の対英協調策―」

1年に一冊ずつ、筑波大学の中野目徹先生が主宰されている日本近代史研究会で発行されている雑誌です。大学図書館などでも所蔵していない所が多いのですが、毎号非常に緻密な史料研究が掲載されており、とても勉強になります。特に長尾さんの論考からは、坪谷善四郎や博文館の関係史料について教えられるところ大でした。また中野目・田中両先生による論考は、未済書類から戦前の閣議の実態について考察したものでこちらも非常に興味深いものです。

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2013年03月07日

『早稲田大学史記要』第44巻

早稲田大学大学史資料センターより、『早稲田大学史記要』第44巻が発行されました。論文、各種展示や講演会の記録など、盛りだくさんの内容となっています。

[巻頭文]
大日方純夫「東京専門学校開校当時の国際交流―大隈重信とE・S・モース―」
[論文]
湯川次義「戦後の旧学制下における女性の大学教育の制度的確率に関する一考察―早稲田大学の対応を中心に―」
真辺将之「大隈重信の文明運動と人生一二五歳説」
岡本真希子「東アジア地域における早稲田大学校友会―帝国日本のなかの〈校友共同体〉―」
紀旭峰「戦前期早稲田大学の台湾人留学生」
望月雅士「風見章の原点」
弓野正武「二つの大隈胸像とその製作者ペッチ」
[事業報告]
伊東久智「「写真データベース・戦後編」の概要と進捗状況」
大日方純夫「「大隈祭」における講演活動 大隈重信政府追放の真相を探る―「明治一四年の政変」再考―」
[展示等報告]
望月雅士「2012年度春季企画展「戦地に逝ったワセダのヒーロー―松井栄造の24年―」」
伊東久智「2012年度秋季企画展「早稲田大学創立130周年記念 大隈重信と小野梓―建学の礎展」」
[早稲田大学百五十年史]
中川和明「編纂事業の進捗状況」
[資料紹介]
伊東久智「浅沼稲次郎直筆原稿「早稲田の野党精神」」
望月雅士「志冨靭負関係文書」目録

大隈重信 - 民意と統治の相克
真辺 将之
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2010年01月28日

『大隈重信関係文書』第6巻刊行

『大隈重信関係文書』第6巻が1月26日に刊行されました。

大隈重信関係文書 (6)さのーすわ
早稲田大学大学史資料センター
みすず書房


第6巻では、三条実美224通、大財界人・渋沢栄一75通はじめ、志賀重昂、玄洋社系の国家主義者・杉山茂丸の書翰等100名・766通が収録されています。

第6巻から発行冊数を少し減らしていますので、購入を予定されている方は、お早目にご購入されることをお勧めします。

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2010年01月27日

千葉歴史学会大会準備報告会のお知らせ

フォームより掲載依頼の投稿をいただきましたので、掲載させていただきます。

千葉歴史学会の大会・総会が今年5月16日(日)に開催されます。
近現代史部会は上田浄氏にお願いしました。
つきましては、下記の要項で準備報告会を行います。
ふるってご参加のほどお願いします。

○日時 2月28日(日) 13時30分〜
○場所 成田山霊光館 成田市土屋238
(tel0476-22-0234)
○報告者 上田浄氏
○題名  「隈板内閣の成立と板倉中」

当ブログでは、「学会案内」「博物館等の展示案内」「出版案内」「研究上での情報提供依頼」その他、皆様からの情報・宣伝掲載依頼を幅広く受け付けています。掲載してほしい情報がある場合は、こちらのフォームから、管理人までご連絡ください。
http://form1.fc2.com/form/?id=12484

千葉県の歴史散歩
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2010年01月16日

川上澄生美術館企画展「文明開化の川上澄生 〜澄生が描く明治への想い」

栃木県鹿沼市の鹿沼市立川上澄生美術館の企画展「文明開化の川上澄生 〜澄生が描く明治への想い」が、1月16日から始まるとのことです。

横浜、東京で少年期を過ごした川上の版画など69点を展示、川上作品と明治の関係を探るという趣旨だそうです。「復興する東京に見たもの」「明治の世界」「洋燈、時計、おもちゃなど」の3つのテーマで展示されるとのこと。

展示は4月4日までで、開館時間は9:00〜17:00。月曜休館とのことです。

詳しくは下記ページをご覧ください。

展覧会情報・文明開化の川上澄生(鹿沼市立川上純生美術館)
http://kawakamisumio-bijutsukan.jp/index.php?id=40

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大隈重信が記念貨幣に(佐賀県)

都道府県ごとのデザイン硬貨が作られている地方自治法60周年の記念貨幣に、“佐賀県代表”として早稲田大の創設者で元首相の大隈重信が決まったそうです。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100116k0000m040090000c.html

 大隈は1871(明治4)年に通貨制度改革を推進して、それまでの「両」に代わる「円」の単位を導入し、導入にあたって硬貨の形を四角から円形に変えるよう提案したことから、「円を作った男」としても知られています。

 かつて小渕内閣の時代に、大隈の5万円札、あるいは、10万円札を作ろうという構想があったとも言われますが、違う形で大隈を貨幣にする構想がようやく実現した形になります。

 大隈の作った早稲田と並び称される慶応義塾の福沢諭吉は長年1万円札になりつづけています。また政党政治家として大隈と並び称される板垣退助は、かつて100円札に描かれてましたし、大隈のライバル政治家として知られる伊藤博文もかつて1000円札に描かれていました。

 それを考えると、普通の紙幣の顔にしても良いように思いますが、いつかはそんな時代も来るのでしょうか。


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2010年01月15日

近代日本の身装電子年表(国立民族学博物館)

国立民族学博物館の服装・身装文化(コスチューム)データベースに、近代日本の身装電子年表が追加されたそうです。

1868年(明治元年)〜1945年(昭和20年)の第二次大戦終結までを対象とした年表で、画像などが張り付けられてビジュアル的にも見ごたえのある年表になっています。


服装・身装文化(コスチューム)データベース

http://htq.minpaku.ac.jp/databases/mcd/
近代日本の身装電子年表
http://htq.minpaku.ac.jp/databases/mcd/nenpyou/


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2010年01月13日

全国大学史展「日本の大学―その設立と社会―」

1月15日(金)より明治大学博物館特別展示室にて、全国大学史資料協議会東日本部会による全国大学史展「日本の大学―その設立と社会―」が開催されるそうです。

会期 2010年1月15日(金)〜2月14日(日)10:00〜17:00
会場 明治大学博物館特別展示室(明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン地下1階)

個別の大学による大学史の展示はこれまでも多く開催されてきましたが、大学全体を対象とした展示としては日本で初めてとなるとのこと。

詳しくは下記ページをご覧ください。

全国大学史展「日本の大学―その設立と社会―」開催について
http://www.universityarchives.jp/index.php?page=2009/12/post_31.html


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2010年01月12日

アジ歴コンサイス(アジア歴史資料センター)

アジア歴史資料センターが、昨年末より、「アジ歴コンサイス」を公開しています。

アジ歴コンサイス
http://www.jacar.go.jp/concisejacar/index00.html

同サイトの説明によれば、

「見たい資料がすぐに出てきて欲しい」というご要望におこたえするために、皆さんの関心の高い事柄に関係する資料を取り出して簡単にご紹介します。教科書に載っているような有名な文書や、歴史的事件の様子を伝える当時の貴重な文書に、気軽に接していただくことができます。


とのことで、「戦争・事件」「人物」「制度・用語」の項目の下に、いくつかの重要ワード(トピック)が準備され、そのトピックごとに関連する資料が紹介されている、という形式になっています。

アジ歴は、CMに藤原紀香を起用したり、HPもいろいろとコンテンツを加えており、広報にかなり力を入れていますね。かなり費用をかけていそうですが、少しでも興味を持っち、アーカイブズの意義を理解してくれる人が増えればと思います。

なお、同ページでは、今後の拡充にむけての意見・要望を受け付けるアンケートも用意されています。ユーザーの立場から、いろいろと要望を寄せてみてはいかがでしょうか。

アジ歴コンサイス
http://www.jacar.go.jp/concisejacar/index00.html


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