読売新聞社が、これまで制作・販売してきたCD-ROMやDVDによる紙面データベース「明治・大正・昭和の読売新聞」と、1986年(昭和61年)以降の記事テキストデータベース「ヨミダス文書館」を統合し、「ヨミダス歴史館」として新サービスを開始しました。
これにより、「明治・大正・昭和の読売新聞」がオンライン化され、1874年の創刊から1989年までの紙面イメージの検索・閲覧が可能になりました。
ただし、利用には契約が必要で、利用形態は、特定のPCからのみ閲覧可能な「端末特定型」と、同じIPアドレスなら申込んだアクセス数に応じて複数のPCからの閲覧も可能となる「同時アクセス数制御型」の2種類があります。基本料金は、端末特定型で月額27,300円(税込)、同時アクセス数制御型では、端末を特定せず同時アクセス数1の場合で同37,800円(税込)とのこと。個人で払うにはちょっと高い値段ですから、大学等研究機関で契約しているところも多いと思いますので、そうした機関のパソコンからアクセスするのが良いと思います。
さっそく使用してみましたが、印刷にちょっと時間がかかるのが難点ですね。しかしネットでダイレクトに検索できるのは非常に便利です。
ヨミダス歴史館
http://www.yomiuri.co.jp/rekishikan/
2009年02月11日
2009年02月04日
外務省が「日本外交文書」デジタルアーカイブを公開
外務省が「日本外交文書」デジタルアーカイブを公開しました。
慶応3年(1867年)から大正元年(1912年)までの明治期の『日本外交文書』86冊の目次情報・デジタル画像が収録されています。閲覧する際には、Djvuビューアー(プラグイン)が必要です。
外務省: 外交史料館 日本外交文書デジタルアーカイブ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/shiryo/archives/index.html
今後、大正期以後の『日本外交文書』も順次公開されるそうです。
慶応3年(1867年)から大正元年(1912年)までの明治期の『日本外交文書』86冊の目次情報・デジタル画像が収録されています。閲覧する際には、Djvuビューアー(プラグイン)が必要です。
外務省: 外交史料館 日本外交文書デジタルアーカイブ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/shiryo/archives/index.html
今後、大正期以後の『日本外交文書』も順次公開されるそうです。
2009年02月03日
Lococomに近代化産業遺産の特集サイト
地域コミュニティサイト「Lococom」にて、近代化産業遺産の口コミサイトが解説されたそうです。
経済産業省の「地域経済産業活性化対策調査」の事業のひとつとして、ネクストが受託して開設したもので、全国の33箇所の近代化産業遺産の口コミを投稿・閲覧できるようになっています。
この33箇所は、「近代化産業遺産群33」として経済産業省に認定されたものです。
ただ、「口コミサイト」というからには、この33箇所に限らず、他にも不特定多数の産業遺産についても自由に投稿・閲覧できるようにしてほしい気もします。
今後の発展に期待です。
Lococom近代化産業遺産群33特集
http://www.lococom.jp/features/ht/
経済産業省の「地域経済産業活性化対策調査」の事業のひとつとして、ネクストが受託して開設したもので、全国の33箇所の近代化産業遺産の口コミを投稿・閲覧できるようになっています。
この33箇所は、「近代化産業遺産群33」として経済産業省に認定されたものです。
ただ、「口コミサイト」というからには、この33箇所に限らず、他にも不特定多数の産業遺産についても自由に投稿・閲覧できるようにしてほしい気もします。
今後の発展に期待です。
Lococom近代化産業遺産群33特集
http://www.lococom.jp/features/ht/
2009年02月01日
アーカイブズ学文献データベース(人間文化研究機構)
人間文化研究機構「nihuONEシステム」で、「アーカイブズ学文献データベース」が公開されています。
http://nihuone.nihu.jp/nihu/LoginForm.do
ログインして、「DB選択」で「ArchN アーカイブズ学文献」にチェックを入れて選択すると、検索できます。
http://nihuone.nihu.jp/nihu/LoginForm.do
ログインして、「DB選択」で「ArchN アーカイブズ学文献」にチェックを入れて選択すると、検索できます。
2009年01月25日
古写真に見る明治の東京-「皇城(江戸城)・麹町区編」(JCIIフォトサロン)
JCIIフォトサロンにて、2009年2月3日(火)から3月1日(日)まで、「―古写真に見る明治の東京― 皇城(江戸城)・麹町区編」が開催されるそうです。以下HPより。
展示作品を集めた図録が作成され、通信販売もされるとのこと。
また、石黒敬章・井桜直美トークショー「“古写真に見る明治の東京”を語る」も開催されるそうです。
詳しくはこちら
http://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/photo-exhibition/2009/20090203.html
「皇城(こうじょう)」とは、旧江戸城、すなわち現在の皇居のかつての名称。「麹町区」とは明治11年(1878)に施行された郡区町村編成法による15 区6郡制で制定された区で、「皇城」を中心に、神田川・外堀・内堀などの掘割によって区切られたほぼ円形に近い地域。現在の「千代田区」の神保町・神田方面を除いた部分を指す。当館所蔵の「大日本東京寫眞名所一覧表」と題された2冊の写真帖より、当時の「皇城」と「麹町区」の写真をご覧いただく。荒廃しつつある「皇城」、武家屋敷をそのまま転用したり、新たに西欧風建築に建て替えたばかりの官庁や軍の施設など、長い歴史をもつ江戸時代の名残と、新しく導入された西欧文化が入り混じった当時の空気が感じられる約80点を展示。
開催期間 平成21年2月3日(火)〜3月1日(日)10:00-17:00
入館料 無料
開催場所 JCIIフォトサロン(JCIIビル1階)
東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車5番出入口より徒歩1分、東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車3番出入口より徒歩8分
休館日 毎週月曜日(祝・祭日の場合は開館)
展示作品を集めた図録が作成され、通信販売もされるとのこと。
また、石黒敬章・井桜直美トークショー「“古写真に見る明治の東京”を語る」も開催されるそうです。
石黒敬章・井桜直美トークショー「“古写真に見る明治の東京”を語る」
・日時:平成21年2月8日(日)14:00-16:00
・場所:JCIIビル6階
・講師:石黒敬章氏(古写真収集家)・井桜直美氏(古写真研究家)
・定員:100名
・参加費:300円(友の会会員は無料)
※要予約 TEL 03-3261-0300(JCIIフォトサロン)
※当日先着50名様に石黒さんからプレゼント(CD-ROM「上野・浅草 いにしえおもしろ写真館」)があります。
詳しくはこちら
http://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/photo-exhibition/2009/20090203.html
2009年01月22日
大隈重信のラン温室を再現(淡路夢舞台ラン展2009)
1月24日より淡路市の兵庫県立淡路夢舞台温室「奇跡の星の植物館」で開幕する「淡路夢舞台ラン展2009」にて、「侯爵の華麗なる蘭ガーデンショー」と題し、ランのコレクターだった大隈重信がラン温室で開いた晩餐会の雰囲気が、再現されるということです。
開館は午前10時〜午後6時。会期中の入館料は大人1200円、高校生700円、65歳以上・中学生600円、小学生300円。
詳しくはこちら
奇跡の星の植物館
http://www.kisekinohoshi.jp/
開館は午前10時〜午後6時。会期中の入館料は大人1200円、高校生700円、65歳以上・中学生600円、小学生300円。
詳しくはこちら
奇跡の星の植物館
http://www.kisekinohoshi.jp/
2009年01月21日
goo地図が明治時代の地図を公開
「goo地図」で、1907年(明治40年)に作成された東京・山手線周辺の地図が公開されています。拡大・縮小、スクロールも可能で、既に公開されている1947年と1963年に撮影された航空写真や、江戸時代の街並みを地図で楽しめる「江戸切り絵図」との切り替えも可能です。
今回公開されたのは、東京郵便局と東京逓信管理局が編さんした「東京市十五区番地界入地図」に基づいて作られた地図で、町名や番地、主要な建物の名前が記載されています。
goo地図
http://map.goo.ne.jp/map.php?st=8
今回公開されたのは、東京郵便局と東京逓信管理局が編さんした「東京市十五区番地界入地図」に基づいて作られた地図で、町名や番地、主要な建物の名前が記載されています。
goo地図
http://map.goo.ne.jp/map.php?st=8
2009年01月20日
幻の板垣退助伝製本(朝日新聞)
未完の板垣退助伝の草稿が高知で翻刻・製本されたというニュースです。
高知出身、東京専門学校(早稲田大学の前身)を卒業し、土陽新聞の主筆を務め、『自由党史』の編集者の一人である宇田友猪(滄溟、1868〜1930)がつづったもの。400字詰め原稿用紙で5千枚を超える原稿を、公文豪さんが翻刻したそうです。
板垣の死の直前から筆を執り、第一次大隈内閣の組閣直前まで記されたもので、原稿は宇田の死後、所在が分からなくなっていたが、資金協力者の遺族らが近年、県立歴史民俗資料館と東京都渋谷区歴史資料室に相次いで寄贈されたそうです。
詳しくはこちら
朝日新聞「幻の板垣退助伝製本」
高知出身、東京専門学校(早稲田大学の前身)を卒業し、土陽新聞の主筆を務め、『自由党史』の編集者の一人である宇田友猪(滄溟、1868〜1930)がつづったもの。400字詰め原稿用紙で5千枚を超える原稿を、公文豪さんが翻刻したそうです。
板垣の死の直前から筆を執り、第一次大隈内閣の組閣直前まで記されたもので、原稿は宇田の死後、所在が分からなくなっていたが、資金協力者の遺族らが近年、県立歴史民俗資料館と東京都渋谷区歴史資料室に相次いで寄贈されたそうです。
詳しくはこちら
朝日新聞「幻の板垣退助伝製本」
2009年01月19日
国重要文化財の煉瓦工場公開(埼玉県深谷市)
渋沢栄一らによって1887年(明治20年)に設立された「日本煉瓦製造株式会社」(深谷市上敷免)の旧レンガ製造施設が1月24・25日に一般公開されるとのことです。
公開されるのは、外国人指導者ナスチェンテス・チーゼの住居としても利用された旧事務所、ドイツ技師が開発した窯「ホフマン輪窯6号窯」、旧変電室の3か所で、いずれも国重要文化財に指定されているとのこと。
ちなみに、この「ホフマン輪窯6号窯」は1907(明治40)年5月築造。ドイツ人の窯業(ようぎょう)技術者フリードリッヒ・ホフマンが考案した大量生産用の煉瓦焼成窯(しょうせいがま)です。全長6.5m、幅20m、高さ3.3mの総煉瓦構造です。
また旧事務所は、1888(明治21)年頃の建設で、煉瓦製造施設の建造と煉瓦製造技術の指導に当たったドイツ人、ナスチェンテス・チーゼ技師が住居兼工場建設事務所として使用したそうです。また旧変電室は、1906(明治39)年頃の竣工で、煉瓦造のものです。
公開は両日午前10時〜午後3時。見学希望者は直接現地へとのこと。
問い合わせは、深谷市教委生涯学習課(048‐572‐9581)。
公開されるのは、外国人指導者ナスチェンテス・チーゼの住居としても利用された旧事務所、ドイツ技師が開発した窯「ホフマン輪窯6号窯」、旧変電室の3か所で、いずれも国重要文化財に指定されているとのこと。
ちなみに、この「ホフマン輪窯6号窯」は1907(明治40)年5月築造。ドイツ人の窯業(ようぎょう)技術者フリードリッヒ・ホフマンが考案した大量生産用の煉瓦焼成窯(しょうせいがま)です。全長6.5m、幅20m、高さ3.3mの総煉瓦構造です。
また旧事務所は、1888(明治21)年頃の建設で、煉瓦製造施設の建造と煉瓦製造技術の指導に当たったドイツ人、ナスチェンテス・チーゼ技師が住居兼工場建設事務所として使用したそうです。また旧変電室は、1906(明治39)年頃の竣工で、煉瓦造のものです。
公開は両日午前10時〜午後3時。見学希望者は直接現地へとのこと。
問い合わせは、深谷市教委生涯学習課(048‐572‐9581)。
2009年01月13日
特別展「帰ってきた浮世絵 CHIKANOBU−米国スクリップス大学コレクションより」
国際基督教大学湯浅八郎記念館にて、1月13日より、幕末から明治時代に活躍した絵師、揚洲周延(ようしゅうちかのぶ)の作品を特集したの特別展「帰ってきた浮世絵・周延」が始まったそうです。
米国スクリップス大学所蔵の「周延コレクション」を日本で初公開するもので、全米6大学で開催・展示された作品を、日本で唯一公開・展示するとのこと。
1月31日午後には、歴史資料としての周延に焦点を当てたシンポジウム「明治・近代性とノスタルジア」が開かれるそうです。
展示会は3月19日までの開催です。
国際基督教大学湯浅八郎記念館
http://subsite.icu.ac.jp/yuasa_museum/
米国スクリップス大学所蔵の「周延コレクション」を日本で初公開するもので、全米6大学で開催・展示された作品を、日本で唯一公開・展示するとのこと。
1月31日午後には、歴史資料としての周延に焦点を当てたシンポジウム「明治・近代性とノスタルジア」が開かれるそうです。
シンポジウム「明治:近代性とノスタルジア」
日 時: 2009 年1月31日 (土) 12:30 〜17:30
会 場: 国際基督教大学内 理学館 N-220
講演者: M. ウイリアム・スティール氏 (国際基督教大学)
(順不同) 及川茂氏 (日本女子大学)
山梨絵美子氏 (東京文化財研究所)
アン・ウォルソール氏 (カリフォルニア大学アーバイン校)
河野結美氏 (那珂川町馬頭広重美術館)
岡本佳子氏 (国際基督教大学 アジア文化研究所)
参加費無料・事前予約制
展示会は3月19日までの開催です。
国際基督教大学湯浅八郎記念館
http://subsite.icu.ac.jp/yuasa_museum/